日本航空株式会社（本社：東京都品川区、社長：兼子 勲、以下 JAL）と日本アイ・ビー・エム株式会社（本社：東京都港区、社長：大歳卓麻、以下 日本IBM）は、今般、JALの IT戦略強化を主な目的とした提携について基本合意に達しました。

インターネットの急速な普及等、目覚しく進展するITの活用が企業の競争力を左右する時代にあって、JALは、戦略性の高いシステムをタイムリーに構築するため、最先端のITスキルを有する日本IBMにシステム開発・運用・保守等の業務を広範囲にアウトソーシングし、同時にこれを軸とした提携関係を結ぶことといたしました。

その実行にあたって、日本IBMは、JALのIT子会社であるジャルインフォテック株式会社（本社：東京都港区、社長：三浦貫生、以下 JIT）への資本参加及び社員の派遣等を通じて、日本IBMの最先端の技術力や国内外で培ってきたアウトソーシング受託での豊富な経験と、JITが精通しているJALの業務ノウハウを融合させ、JALに最適なITサービスを提供します。

JITは、日本IBMのマーケティング力・技術力を活用し、同社と協業することにより、外販事業分野の収益基盤の強化を図ります。

なお、提携の詳細については、今後、両社間で協議の上、決定致します。

＜基本スキーム概念図＞