JALグループ、国際線の路線便数計画を追加変更

JALグループは、米国同時多発テロの影響に伴う需要動向を踏まえて、2001年10月～11月運航分の路線便数計画を一部変更致しましたが、今般、至近の旅客需要動向を再度検討した結果、計画を見直すこととし、本日国土交通省へ申請を行いました。申請の概要は以下のとおりです。

11月までの計画変更と同様に需要の停滞している路線の減便、運休、経路変更、機材変更等の効率化を実施する一方、需要の見込める韓国・中国路線において、引き続き増便を行うと共に、新たに香港線の増便を計画致します。（政府認可申請中。( )内は対象期間。下線部は新規変更路線）

(1) 減便

(2) 運休

東京＝ダラス線（12/1～3/31）	運休（7便）(※)
	(※)ただし、アメリカン航空とのコードシェア便（週7便・AA運航）は継続
大阪＝シカゴ線（12/1～3/31）	運休（4便）
名古屋＝ロサンゼルス線（12/1～3/31）	運休（3便）
東京－ラスベガス－サンフランシスコ－東京線（11/1～1/31）	運休（1便）
東京－ラスベガス－ロサンゼルス－東京線（11/1～11/30）	運休（3便）
〃（12/1～1/31）	運休（4便）
仙台＝ホノルル線（11/1～12/26）	運休（6便）
新潟＝ホノルル線（11/1～12/26）	運休（1便）(※)
	(※)ただし、札幌＝ホノルル線を1便新潟まで延伸し、路線を確保
東京＝チューリッヒ線（11/1～2/28）	運休（3便）
大阪＝サイパン線（11/1～12/26）	運休（7便）(※)
	(※)ただし、大阪＝グアム線をサイパン経由とし、路線を確保

(3) 経路変更

(4) 機材変更

東京＝アムステルダム線（11/1～2/28）	7便/ B747-400 → MD11
東京＝サイパン線（12/1～12/26）	7便/ B747 → DC10

(5) 増便

なお、米国本土線の一部運休等に伴い、アメリカン航空（以下、AA）とのコードシェアを、次のとおり一部変更致します。

(1) コードシェアの中止（2001年10月24日～）

(a)ダラス発着路線：AA運航19路線

　①ダラス＝アトランタ、②ダラス＝ナッシュビル、③ダラス＝ニューヨーク(ラガーディア)、④ダラス＝マイマミ、

　⑤ダラス＝オーランド、⑥ダラス＝ワシントン(ナショナル)、⑦ダラス＝カンザスシティー、⑧ダラス＝ローリーダーハム、

　⑨ダラス＝コロンバス、⑩ダラス＝クリーブランド、⑪ダラス＝デイトン、⑫ダラス＝インディアナポリス、

　⑬ダラス＝フィラデルフィア、⑭ダラス＝セントルイス、⑮ダラス＝グリーンズボロ、⑯ダラス＝ワシントン(ダレス)、

　⑰ダラス＝ラスベガス、⑱ダラス＝シャーロット、⑲ダラス＝ハンツビル

(b)シカゴ発着路線：AA運航2路線

　①シカゴ＝デンバー、②シカゴ＝ロチェスター(ミネソタ)

(2) コードシェアの開始

　(a)2001年11月1日～：日本発着JL運航2路線

　　①大阪＝バンコク、②東京＝クアラルンプール

　(b)2001年12月1日～：シカゴ発着AA運航8路線

　　①シカゴ＝シャーロット、②シカゴ＝ハンツビル、③シカゴ＝ヒューストン(インターコンチネンタル)、④シカゴ＝オースチン、

　　⑤シカゴ＝ニューオリンズ、⑥シカゴ＝ロチェスター(ニューヨーク)、⑦シカゴ＝ピッツバーグ、⑧シカゴ＝ダラス

当面厳しい環境が続くものと予測されますが、引き続き路線毎の需要動向を見極め、お客様のニーズに柔軟に対応して参ります。JALグループは、グループ全社員の総力を結集して、この局面を乗り切って参りますので、今後とも、JALグループにご理解とご支援を賜りますよう、お願い致します。

以上