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2002年07月19日 第02038 JGAN号 ![]() 日航財団、民間航空再開50周年記念「空の日」中学生海外主要空港派遣事業を実施〜全国17校の中学生28名を招聘、羽田と香港国際空港へ研修派遣〜![]() |
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日航財団(理事長:近藤 晃)は、民間航空再開50周年記念事業として、新千歳、仙台、成田、羽田、名古屋、伊丹、福岡そして那覇の8空港周辺の17中学校 から計28名の中学生(別添)を招聘し、7月24日(水)から27日(土)の3泊4日にわたり、「空の日」海外主要空港派遣事業を行います。
国土交通省、航空会社などの航空や空港の団体が一体となって設立する「『空の日』・『空の旬間』実行委員会」(会長: 利光松男)の委嘱を受け、次世代を 担う中学生に航空や空港への理解と関心を深めてもらうため、日航財団は1994年より、「空の日」(9月20日)・「空の旬間」記念行事の一環として、中学生海外 主要空港派遣事業を実施してきました(注1)。 2002年度は、民間航空再開50周年を記念し、下記の通り行います。
派遣中学生は、初日羽田で事前研修を終えたあと、3日目にアジアの代表的な空港のひとつで1998年に開港した香港のチェック・ラップ・コック(Chek Lap Kok) 国際空港を訪問、「都市と空港」・「空港と航空の役割」について考える機会を持つとともに、現地香港の中学生(注2)と国際交流を深めます。 このように日本各地の17中学校から30名近くの学生が一同に会し研修を行うことは、本事業では初めての試みです。また、受け入れの香港国際空港側も 次世代のリーダーとなる中学生達を育成するという趣旨に賛同し、協力が得られることとなったため、この空港見学が可能となったものです。
今年度は、研修旅行をより充実させるため、羽田における航空教室をプログラムに組み入れています。中学生たちは、座学に加え、3社(ANA,JAS,JAL) それぞれによる、シミュレーター実機体験、客室訓練所や機体整備工場の見学に参加します。また同夜の成田での夕食懇親会には、これら3社から現役の 機長、客室乗務員、整備士の方々計9名を招き、身近に話を聞く懇談の時間も予定しています。
研修テーマとして「21世紀の航空や空港のあるべき姿を考えよう! 知らせよう、日本の魅力。分かち合おう、共通の魅力!」を設けています。そのために、 日航財団は、記念事業用資料として「国際交流ノート」(Wings Across Cultures)を編纂しました。これは、派遣中学生が、自分の家族、学校、街、そして最寄り の空港の説明ができるよう、英語を書き入れたり、写真を貼ったり、世界白地図のなかに自分達の空港や訪問都市の香港を記入したりして準備を行い、2冊 のうち1冊を交流相手の中学生にプレゼントするものです。また、香港空港においての懇親昼食会では、日本の中学生がひとりずつ、日本の魅力を英語で紹介 していきます。
研修終了後は、感想文を提出してもらい、優秀賞を選考のうえ、来る9月20日「空の日」に因み、実行委員会会長が表彰することとなっています。 また、これらの感想文をまとめた見聞記を後日発行する予定です。
(注1) 1994年-2001年で、訪問先は、欧州・米州・アジアにわたり延べ30空港、派遣中学生は延べ66校、累計115名。 (注2) 保良局李城璧中学校(Po Leung Kuk Lee Shing Pik College)は、7年生の共学校、殆ど英語で授業。日本の中学生との交流は初めて。 12名の男子生徒と16名の女子生徒が交流を楽しみにしている。
記 1.期間: 2002年7月24日(水)〜7月27日(土) 3泊4日 2.目的地: 羽田、香港 3.派遣中学生: 別添リストご参照ください。 4.スケジュール: 日航財団は航空文明社会において、地球的規模で考え行動できる人材の育成と交流を図り、もって豊かで平和な社会の実現に貢献するとともに、 航空の発展に寄与して参ります。
本件に関わるお問合せは、以下の事務局にお願いいたします。 (財)日航財団 事業部 部長 京田伸吾、 担当部長 加地照子 電話 03-5460-3900 FAX 03-5460-5997 e-mail teruko1.kachi@jal.co.jp 以上 (別添) ・派遣元学校一覧
日航財団 2002年度「空の日」中学生派遣事業の派遣中学生名簿
全国8空港周辺の17の中学校から計28名(男12名、女16名) 以上 |