JALグループでは、昨年10月2日の経営統合以降、グループ経営の強化、競争力向上と効率化の観点から、グループ会社の再編を

進めて参りました。これまでに、JALグループの旅客販売業務を一元的に担う（株）ジャルセールスを設立（2002年10月4日）した他、

2003年4月には旅行商品のホールセラーとして、国際分野は（株）ジャルパックへ、国内分野は（株）ジャルツアーズへ統合することを

決定しています。

本日の関係各社の取締役会において、グループ経営を更に強化する観点から、現在JALの完全子会社であり、JALグループの

旅客販売業務を行う（株）ジャルセールス（社長：岡崎俊城、以下JALセールス）、および金融・総合リース業を行う（株）ジャルキャピタル

（社長：丸山源太郎、以下JALキャピタル）に係るJALの管理営業を会社分割し、（株）日本航空システム（以下、日本航空システム）に

承継して、直接子会社とすることを決議し、分割契約書に調印致しました。

これは、両社がそれぞれの役割をJALのみならずグループ内で一元的に担うことから、グループ経営を強化するためには、

事業会社であるJALではなく、持株会社の日本航空システムの直接子会社として位置付けることが適当と判断したものです。

今後、2月10日のJAL株主総会を経て、4月1日に、日本航空システムを承継会社、JALを分割会社とする分割型吸収分割を実施致します。

詳細は、添付資料をご参照ください。

JALグループは、今後早期に最適なグループ運営体制を確立し、業績の向上に努めて参りますので、どうぞご期待ください。

以上