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2003年05月16日 第03020 JGN号 ![]() 平成15年3月期決算![]() |
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JAL グループは、本日、平成15年3月期の連結決算並びに平成16年3月期の連結業績見通しと、日本航空システム、日本航空、日本エアシステムの単体決算を取りまとめました。JAL グループ連結決算並びに連結業績見通しの概略は以下の通りです。1. JALグループ連結決算(単位:億円)
*平成14年3月期の実績は、JAL連結とJAS連結の単純合算値です。
・国際旅客は上期に米国同時多発テロ事件の影響が残り、下期にはバリ島テロ、グアム台風被害、イラク戦争等の影響があったものの、需要が徐々に回復してきたため、旅客数は対前年約 4%、有償旅客キロは対前年約6%増加し、増収となりました。・国内旅客は旅客数で、やや前年を上回ったものの、競争激化に伴う単価下落(− 4%)により減収となりました。・国際貨物は日本発マーケットの堅調な推移により増収となりました。 ・燃油費は市況が前期 27.3米ドル/バレル(シンガポール・ケロシン)に対し、今期は30.5米ドル/バレルでしたが、ヘッジの効果と円高により前年対比で約45億円減少し、2,462億円となりました。・営業外収益には約 420億円の機材関連報奨額(JAL約350億円、JAS約61億円、その他)を含みます。・平均の米ドル円為替レートは前年同期米 1ドル=124.6円に対して、122.9円でした。為替による営業収支(航空セグメント)への影響額は約+26億円でした。
2. JALグループ連結業績見通し(単位:億円)
・国際旅客は下記の前提で、旅客数が対前年比 14%減に止まる見通しです。-イラク戦争の影響は湾岸戦争後と同様に5ヶ月間(4月〜8月)続く。 -SARS流行による影響は、中国・東南アジア線では下期から徐々に回復して2004年3月に、その他の路線では2003年12月には中期計画での想定並に戻る。 ・イラク戦争、 SARS流行の影響は収入ベースで▲1,620億円、営業収支ベースで▲1,155億円を見込みますが、緊急収支改善策370億円、燃料費の単価見直し等による55億円を加えて、営業収支に与える影響を▲730億円と想定しています。・国内旅客は需要の微増に加え、個人需要の拡大や大人普通運賃を始めとした運賃の見直し等による単価の上昇を見込みます。 ・国際貨物は、ほぼ前年並みで堅調に推移するものと想定しています。 ・営業外収益には約 300億円の機材関連報奨額を含みます。・米ドル円為替レートを 120円、航空燃油費はシンガポール・ケロシンの市場価格を28.0米ドル/バレルと想定しています。・上記の見通しから 2004年3月期の配当については、現時点では無配を想定しています。
尚、詳細につきましては添付の決算短信、並びに個別財務諸表の概要をご参照ください。 以上 |
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03020A.pdf |