HOME>プレスリリース
|
2003年06月27日 第03042 JGN号 ![]() 日航財団、子供たちのハイクで世界の空を結びます![]() |
![]() |
(財)日航財団(理事長:近藤 晃)は、2001年10月から2002年3月の間に実施した「世界こどもハイクコンテスト2002」に応募頂いた、世界23の国・地域(*)の子供たちのハイク(俳句)作品集、『地球歳時記』の編纂を進めて参りましたが、この程完成し、発刊致しました。( *)参加国・地域:オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、エジプト、イギリス、フランス、ドイツ、グアム、インドネシア、イタリア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パラオ、フィリピン、ロシア、シンガポール、スロベニア、タイ、アメリカ合衆国 ハイクコンテストは、日本や日本文化の紹介を目的として、 JALが1964年に全米で実施して以来、イギリス、カナダ、イタリア等で開催してきました。1990年4月、日航財団設立を機にこのプログラムは財団に移管されましたが、引き続き、世界中の子供たちを対象に、地球人の育成と交流を目指した活動として、毎回多くの子供たちの参加を得ています。「わたしの国の魅力」をテーマに実施された今回のハイクコンテストには、約 7万句もの応募があり、日本が生んだハイクを通じて、世界規模の文化交流が行われました。コンテスト優秀作品を集めた『地球歳時記』は、今刊で7冊目にあたり、世界各国・地域の句が母国語での表記に加え、全てに日本語、英語訳が付けられています。また、表紙や本文中の絵も全て子供たちによるもので、ハイクを通じて、世界中の子供たちの豊かな感性と、彼らの描くそれぞれの国・地域の多彩な自然、日常にも親しむことができます。更に、今刊の巻頭には黛まどか氏のエッセイを掲載、最終章は過去のコンテストのベストセレクションを紹介するなど盛り沢山の内容になっています。JAL と日航財団は、この一連のプログラムを通じて、海外の子供たちに日本や日本文化への理解をより深めてもらうと同時に、相互の信頼関係とネットワークを通じて、更に良好な国際関係進展への一助となることを願っています。
以 上 |
![]() |
JGN03042.pdf |