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プレスリリース


 2003年08月01日
 第03063 JGN号

平成16年3月期 第1四半期業績の概況について


JALグループは、本日、平成163月期第1四半期の連結業績の概況を取りまとめました。

JALグループ連結決算の上で中核となる航空運送事業は、他の四半期と比べて第2四半期(7月〜9月)に需要が集中し、利益の大半を生み出すという事業特性を有しており、過去10年の平均でも第1四半期は営業損失を計上しておりますが、本年度の第1四半期は、イラク戦争や重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響もあり更に厳しいものとなりました。しかしながら、すでに発表しました緊急収支改善施策の着実な実施をはじめ、SARS終息後の個人旅客需要の堅調な回復や国内線のダイヤ改善による個人旅客増等により、1四半期の業績は、概ね2003516日に発表しました「JALグループ連結業績見通し」の想定の範囲内で推移しております。 概略は以下の通りです。

   JALグループ連結業績

                                                         (単位:億円)

 

平成163月期

1四半期

営業収益

3,988

(内、国際旅客)

(内、国内旅客)

(内、国際貨物)

938

1,457

356

営業利益

▲769

経常利益

▲767

1四半期純利益

▲772

・国際旅客はテロ、イラク戦争の後遺症に加えSARSの蔓延による、急激な需要の落ち込みにより旅客数で対前年約46%減、有償旅客キロでは対前年約39%減となり対前年比約39%の減収となりました。

・国内旅客は統合効果の前倒し、極大化を目指した結果、旅客数で対前年約2%増、有償旅客キロでは対前年約1%増となり対前年比約1%の増収となりました。

・国際貨物はSARS等による旅客便減便に伴う供給スペース減の影響と、太平洋線の需要が低調であった影響を受け対前年比約5%の減収となりました。

・燃油費は市況が前年同期の平均27.0米ドル/バレル(シンガポール・ケロシン)であったのに対し、今期は30.5米ドル/バレルでしたが、旅客便減便による給油量の減少と為替差により、対前年約3億円の増加に止まり、593億円となりました。

・営業外収益には約84億円の機材関連報奨額が含まれます。

・平均の米ドル円為替レートは前年同期の米1ドル=129.3円に対して、119.0円でした。為替による営業収支(航空セグメント)への影響額は約+40億円となりました。  

以上

 

 



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