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プレスリリース


 2003年11月14日
 第03106 JGN号

JALグループ 2003年度中間決算(連結)


JALグループは、本日、2003年度の連結中間決算(2003年4月1日〜9月30日)および2003年度の業績見通しについて取りまとめました。概略は以下の通りです。

1.JALグループ連結中間決算

                                                 (単位:億円)

 

2003年度中間期

2002年度中間期

増減額

営業収益

9,444

10,656

1,211

(内、国際旅客)

(2,507)

(3,521)

1,013

(内、国内旅客)

(内、国際貨物)

(3,438)

(713)

(3,302)

(750)

136

37

営業費用

9,929

10,306

376

営業利益

484

349

834

経常利益

498

439

938

当期純利益

575

371

946

2002年度中間期は、JAL連結/JAS連結単純合算ベース。億円未満は切り捨て。

・国際旅客

:イラク戦争、SARS流行の影響により、旅客需要(有償旅客キロ)が前年実績に比べ約29%減少し、1,013億円(前年比△29%)の減収となりました。

・国内旅客

:経営統合によるダイヤ改善や、積極的な販売施策等を展開した結果、旅客需要が前年実績に比べ約2%増加し、136億円の増収(+4%)となりました。

・国際貨物

:旅客便減便による貨物スペースの減少等により需要(有償貨物トンキロ)が前年実績に比べ約6%減少し、37億円(前年比△5%)の減収となりました。

・燃油費

:昨年同期の単価がバレルあたり27.5米ドル(シンガポールケロシン)であったのに対し、30.6米ドルと高止まり、搭載量では下回ったものの、単価上昇の影響を受け、約13億円増加しました。(搭載量△76億円、単価+106億円、為替△39億円、その他+22億円)

・営業費用

:統合計画を着実に推進すると共に、国際線の旅客需要動向を踏まえた供給調整等により、前年実績に比べ376億円削減致しました。

・為替

:平均の米ドル円為替レートは前年の124.5円に対して、118.6円でした。為替による営業利益(航空運送事業セグメント)への影響額は+63億円でした。

・営業外収益

155億円の機材関連報奨額を含みます。(対前年△137億円)

 

2.JALグループ2003年度(2003年4月1日〜2004年3月31日)連結業績見通し

最近の業績の動向を踏まえ、本年5月16日の決算発表時に公表致しました2003年度の通期業績予想を下記の通り修正致しました。

                                                                (単位:億円)

 

2003年度

修正予想

前回予想

5/16時点)

増減額

2002年度

実績

対前年差

営業収益

19,750

20,320

570

20,834

1,084

(内、国際旅客)

(5,640)

(5,780)

140

6,684)

1,044

(内、国内旅客)

(6,690)

(6,690)

0

6,293)

397

(内、国際貨物)

(1,530)

(1,600)

70

1,572)

42

営業利益

480

220

260

105

585

経常利益

500

220

280

158

658

当期純利益

650

430

220

116

766

 

・国際旅客

:ビジネス旅客需要は、イラク戦争、SARSの影響による大幅な需要減から順調に回復していますが、日本発観光需要の回復が想定よりも遅れており、旅客数は前回想定した前年比△14%から△18%へ4ポイント強悪化する一方、単価は前回想定の前年比+1%から+3%へ2ポイント強改善する見込みです。

・国内旅客

:ダイヤの改善等により、個人旅客需要を中心として順調に推移しており、前回想定並の収入を見込みます。

・国際貨物

:為替の影響等により、前回想定を下回って推移するものと見込みます。

・燃油費

:シンガポールケロシンの市場価格を下期平均32.5米ドル/バレルと想定し、通期での燃油費総額を2,420億円と想定しています。

・営業利益

:前回想定に対して、イラク戦争・SARSの影響で△200億円、国際貨物で△65億円、燃油単価高騰による影響で△150億円のマイナス要素がある一方、供給調整等で+85億円、為替で+70億円のプラス要素があり、営業利益は前回想定に対して△260億円と想定しています

・為替

:米ドル円為替レートを110円と想定しています。

・営業外収益

300億円の機材関連報奨額を含みます。

・配当

:上記の見通しから2003年度は当期純損失となるため、配当については無配とさせていただく予定です。

尚、イラク戦争及びSARSによる影響は、営業収入ベースで前回想定した△1,620億円より340億円悪化し△1,960億円、営業利益ベースで前回想定した△1,155億円より200億円悪化し△1,355億円と想定しています。又、緊急収支改善策は前回想定した370億円より85億円深化させて455億円を見込みます。

以 上

添付:

(1)平成16年3月期 中間決算短信(連結)

(2)通期業績予想の修正に関するお知らせ



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