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2003年12月18日 第/ JGN号 ![]() JAL、GEと航空機エンジンのメンテナンスサービス契約に合意![]() |
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JAL とゼネラル・エレクトリック(GE)の航空機事業部門の子会社、GEエンジンサービス(GEES)はこのほど、JALエンジン事業部をアジア地区におけるGE90型エンジンの整備拠点(Center of Excellence: 以下GE90 COE Asia) とする契約に合意し、新東京国際空港にあるJALエンジン事業部の既存設備を利用して、2004年4月からGE90型エンジンのメンテナンスサービスを開始します。JAL はこの施設において、自社およびアジア地域の航空会社が保有するGE90型エンジンに対してメンテナンスサービスを行います。GEESはオンサイト・フルサービスのロジスティックス・センターを活用し、エンジン部品の修理・物流・保管における包括的なSCMプログラムを提供します。JAL エンジン事業部は現在、GE製CF6型エンジンを含め、9機種の異なる型式のエンジンを年間約200基メンテナンスしています。GE90 COE Asiaの契約により、1型式のエンジンのサービス追加にとどまらず、JALが今まで培ってきたエンジン整備における高い品質および豊富な経験と、GEのOEMテクノロジーが融合した、新たなエンジンメンテナンスサービスが提供されるとともに、GE90型エンジン搭載機を保有するアジア地域のエアラインにとっては、地域内でのGE90型エンジン整備のオプションがさらに広がることになります。今日、 GE90型エンジンを搭載したボーイング777型機は、21の航空会社やリース会社によって保有されており、高い信頼性を博しています。GE90型エンジン・ファミリーは、他の高推力派生型エンジンの開発と共に成長を続けており、最新型のGE90-115B型エンジンは、陸上試験で記録した127,900ポンドという他の追随を許さない推力により、ギネスブックにも登録されています。JAL グループは、この度のGEES社との契約締結を新たなスタートラインとして、常に業務の改善に努め、今後も世界最高水準の機材品質、作業品質、業務品質を確保することを目指してまいります。GE は、テクノロジー、サービス、製造という多様な分野でお客様の満足をめざす企業です。世界100カ国以上で事業を展開し、約30万人の従業員を擁しています。日本においても100年以上にわたって事業展開しており、社員は約10,000人を数えます。詳細については、ウェブサイト(http://www.gejapan.com)をご覧ください。
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2003.12.18 .pdf |