JALグループの日本航空システムと日本航空（JAL）、日本アジア航空（JAA）は株式交換により、日本アジア航空を日本航空システムの完全子会社とすることで合意しました。今後、日本アジア航空の臨時株主総会の承認を経て、4月1日に株式の交換を行います。

JALグループは、台湾路線を含めた国際旅客事業の強化・効率化を更に推進するため、またJAAを連結納税対象会社とするため、同社を日本航空システムの完全子会社とすることが適切であると判断しました。グループ一体となった事業運営体制を整え、お客様の多様なニーズに的確に対応する、競争力ある商品・サービスの提供を通じて、収益力強化を図り、JALグループ全体の株主価値を向上させていきます。また、JAAをJALグループの台湾路線運航会社として位置付け、JALと広範な事業分野にわたって協力関係を一層深め、今後のグループ事業戦略をより迅速に実施できる体制を構築していきたいと考えています。

JAAは1975年8月に設立され、以降JALグループにおいて台湾路線を担う定期航空会社として成長してきました。現在は主に日本と台湾の各都市を結び、旅客便5路線、貨物便2路線、週間45便（往復）を運航しています。

JALグループはさらにグループ内の連携を強め、柔軟かつ効率的事業運営を積極的に展開して、お客様の利便性と業績の向上に努めていきます。「質・量 総合して世界のトップエアライングループ」を目指すJALグループにご期待ください。