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2004年05月07日 第04012 JGN号 ![]() 平成16年3月期決算![]() |
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JAL グループは、本日、平成16年3月期の連結決算並びに平成17年3月期の連結業績見通しを取りまとめました。概略は以下の通りです。 1. JALグループ連結決算(単位:億円)
(1)国際旅客 上期にイラク戦争や SARS流行の影響により、下期には一部地域におけるSARS再発や鳥インフルエンザ発生等の影響により、旅客数は対前年約20%減少し、1,187億円の減収となりました。
(2)国内旅客 旅客数はほぼ前年と同様の実績となりましたが、統合による路線便数拡大・ダイヤ改善諸施策の実施等により、個人旅客比率が向上し、単価上昇( +6.7%)が図られたこと等から、395億円の増収となりました。
(3)国際貨物 上期の旅客便減便による貨物スペースの減少等により、 42億円の減収となりました。
(4)その他 燃油費:市況は前年同期 30.5米ドル/バレル(シンガポール・ケロシン)に対し、33.0米ドル/バレルと前年を上回りましたが、上期の旅客便減便等により、前年度を14億円下回る2,448億円となりました。機材関連報奨額:営業外収益には 292億円の機材関連報奨額を含みます。為替:平均の米ドル円為替レートは、前年同期米 1ドル=122.9円に対して、114.0円でした。為替による営業収支(航空セグメント)への影響額は約+168億円でした。統合計画の積極的な前倒しや 455億円に及ぶ緊急収支改善策を実施したものの、国際旅客収入の大幅減により、当期純損失は886億円となったこと、及び、グループ全体の財務状況等を総合的に勘案し、当期の配当につきましては、2004年6月の定時株主総会でご承認頂くことを前提として、無配とさせていただく予定です。
2. JALグループ連結業績見通し(単位:億円)
( 1)国際旅客需要は、旅客数で、 2003年度対比31.8%増、2002年度対比5%増を見込んでいます。(米国同時多発テロ発生前年の2000年度対比では2%減)上記需要の回復に伴い、 2003年度対比1,453億円、2002年度対比266億円の増収を見込みます。
( 2)国内旅客新クラス「 Class J」の導入や、個人需要の更なる増加等により、2003年度対比212億円の増収を計画しています。
( 3)国際貨物旺盛な需要に対応すべく、中国線増強、 747-400貨物機の導入等を図り、2003年度対比90億円の増収を見込みます。
( 4)その他コスト削減:統合による効率化を推進し、 2003年度対比で更に250億円のコスト減を見込み、増収効果を含め、2002年度対比490億円の統合効果を実現します。また、退職給付制度の見直しにより、320億円の人件費圧縮が見込まれます。為替:米ドル円為替レートを 110円、航空燃油費はシンガポール・ケロシンの市場価格を34.0米ドル/バレルと想定しています。上記の見通しから、平成 17年3月期は、営業利益810億円、経常利益690億円、当期純利益360億円を計画し、現時点で、1株当り4円の配当を予定します。以上 添付:平成 16年3月期決算短信(連結)
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JGN04012.pdf |