JALグループの日本エアコミューター（JAC、本社：鹿児島県溝辺町）は最新鋭高速ターボプロップ機DASH8-400型機（通称：Q400）3機の追加発注を決定しました。

DASH8-400型機はカナダのボンバルディア社製の最新鋭高速ターボプロップ機で、特に高速性・客室内静粛性に優れた航空機です。JACはこのDASH8-400型機の導入を日本で初めて、YS-11型機の後継機として2002年から開始し、既に3機を運航しています。更に2005年度までに計3機を導入し、合計6機体制とすることを計画していますが、今般、Q400の高速性・静粛性がお客様のニーズにお応えできるとの判断から、更に追加発注することとしました。

JACは1983年に現在の日本航空ジャパン（当時の東亜国内航空）と鹿児島県大島郡の14市町村の資本により設立され、鹿児島県を中心に離島路線や一部地域都市間を結ぶコミューター航空会社として、31路線128便（1日、片道ベース）を運航し、広く生活に欠かすことのできない「皆様の足」としての貢献を行うとともに、JALグループのコミューター航空事業の一角を担っています。

今後も更なるネットワークの充実によって、お客様の利便性向上と快適な空の旅をご提供する、JACをはじめとするJALグループにご期待ください。

添付：　DASH8-400型機の特徴について

◆静粛性および快適性

　　　（Ｑ４００の Ｑ は、Ｑｕｉｅｔ（静粛性）を意味します）

　　・巡航速度６６７km/hとＹＳの１．５倍のスピードで運航し、短中距離ではジェット機とほぼ同等の飛行時間で運航します。

　　＜ＤＡＳＨ８−４００型 (通称：Ｑ４００)　の概要＞