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プレスリリース


 2004年09月16日
 第04060 JGN号

JALグループ、2004年度下期路線便数計画を一部変更


JALグループはこの度、2004年度下期路線便数計画の一部変更を行い、本日国土交通省に申請しました。

2004年度上期は、昨年来好調な貨物需要に加え、国際旅客需要も昨年同時期対比大幅に改善傾向を示しました。路線別に見ると、中国、韓国線が引き続き順調な回復傾向を見せております。東南アジア線の日本地区団体需要において一部回復の遅れがあるものの、特にデンパサール線(バリ島)で回復傾向が明確になっています。国内旅客においては「クラスJ」が6月の導入以来、大変ご好評頂いています。

2004年度下期は、20052月に予定されている中部国際空港開港で、パリ線を就航させると共に、ビジネス需要を中心に大きく発展が期待される中国線の積極的なネットワーク拡大とアジア線の路線拡充を図ります。 また、機材の退役・導入時期の重複に伴う機材を活用し、チャーター/臨時便の積極的設定を行います。

グループ資源の効率的活用を推し進め、さらなる機材・乗員のグループ内活用の拡大や、コスト競争力のより高いジャルウェイズJALウェイズの運航路線拡大を図ります。今後ともお客様のニーズに応えるネットワークの拡充と、効率的な事業運営に努め、質・量ともに世界のトップクラスの航空会社グループを目指します。

路線便数計画変更の概要は以下のとおりです。なお、当計画は関係官庁の許認可取得を受けて、実施します。

2004年度下期路線便数計画の概要

T.国際線

 1.中部国際空港関連路線

2005217日に供用開始予定の中部国際空港においては、現行の発着便を引継ぐと共に、パリ線の就航、中部圏のビジネス利用のニーズに合わせた中国路線の積極的な路便展開とアジア路線のネットワーク拡大に努めます。(コードシェア便含む97便/週、自社便77便/)

 

(1)旅客便

 1)名古屋=パリ

7便(B777-200ER)で開設し、AFとコードシェアを実施します。

 2)名古屋=広州

3便(B767)で開設します。

 3)名古屋=マニラ

1便増便し、B767に機材変更して週4便とします。

 4)名古屋=バンコク

B767へ機材変更の上、週3便増便して週7便とします。(後述JALウェイズについて参照)

 5)名古屋=プサン

3便増便して週7便とします。

 6)名古屋=成田

B737へ大型化し、週714便(内7便は、国内線)とします。

 

(2)貨物便

1)名古屋−アンカレジ−北米

ニューヨーク線・アトランタ/ニューヨーク線・ロサンゼルス線各週1便を運航し、アンカレジ積替えによりその他の弊社乗り入れ地点へも輸送します。

 

その他中部国際空港開港前 名古屋関連路便

1)名古屋=北京

11/3月は週5便、12月〜2月は週4便となります。

2)名古屋=天津

11/3月は週2便、12月〜2月は週3便となります。

 

2.ジャルウェイズJALウェイズ運航路線拡大、並びに日本アジア航空への運航の管理の受委託導入関連

コスト競争力のより高いJALウェイズ運航路線を拡大し、またグループ内資源の効率的運用を目的に日本アジア航空路線に運航の管理の受委託を導入します。

(1)旅客便日本=バンコク線(JALグループ合計35便)、並びに東京-コナ-ホノルル線は101日より全ての便にJALウェイズの客室サービスを導入し、路線移管をした上でコードシェアの形式でJL便名での販売も継続します。

 1)東京=バンコク

B747 14便、B744 7便、計週21便運航します。

 2)大阪=バンコク

B747へ大型化の上、週7便運航します。

 3)名古屋=バンコク

B767 7便運航(中部国際空港開港前週4便)します。

 4)東京−コナ−ホノルル−東京

B747DC10にて週7便運航します。

 

(2)大阪-ブリスベン−シドニー−大阪線を管理の受委託を通じてJALウェイズ運航路線とします。

 1)大阪−ブリスベン−シドニー−大阪

B747にて週7便運航します。

   

(3)東京=台北線の内、B767運航便に管理の受委託を導入します。加えて、B747にて運航している一部貨物便のB747についても同様に管理の受委託を導入します。

 1)東京=台北(旅客)

B747 14便(4便を大型化)B767 6便(管理の受委託導入、週3便増便)、計週20便運航します。

 2)東京=台北(貨物)

B747 週5便(12月、3月は6便。1便に管理の受委託導入)

*管理の受委託:

平成122月航空法で制定された「業務の管理の受委託」(同法113条の2) を指す。具体的には委託者の航空運送事業の委託要請に対し、受託者が自らの機材と乗務員により、受託者自身の規定に基づいて実施する運航」

 

3.その他路線便数計画

需要の季節変動に柔軟に対応するために冬場の需要が比較的弱い欧州において一部季節減便するとともに、需要が見込まれるオセアニア線を増便します。また、現在特に台湾発需要が堅調な東京=台北線においては、台湾午前発便を増便しビジット・ジャパンの促進を図ります。また、機材導入退役時期重複による機材を有効活用し、日本人観光需要の堅調なハワイ・ミクロネシア線のみならず、台湾・香港・中国の旧正月時期を中心に、ビジット・ジャパンの需要を積極的に取り込むためチャーター便/臨時便の積極的設定し、収入の極大化を図ります。

(1)旅客便

 1)東京=ホノルル

21便(12/9/15 ホノルルマラソン時期・12/231/4 年末年始時期は、週28便)とします。

 2)ホノルルチャーター便/臨時便

10月・1月導入のB767-300ERを活用し、積極的に臨時便・チャーター便を計画しています。

10月: 大阪=ホノルルもしくは成田=ホノルル

1月: 地方都市=ホノルルチャーター

 3)羽田=サイパン(チャーター)

11/191/5 B767にて夜間帯運航を計画しています。

 4)羽田=金浦(チャーター)

DC10に大型化した上、昼間帯運航で週7便を継続します。

 5)東京=チューリッヒ

10/313/26の間、季節運休します。

 6)大阪=パリ

2/14にて自主運航便を休止し、AF運航コードシェアによる週7便とします。

 7)東京−シドニー−ブリスベン−東京

B747-400にて週2便、新規に運航します。

 8)東京=台北

B747に週4便を大型化(B747 14便)し、B767で週3便増便(B767 6便)し、週20便運航とします。 P.2 (3)参照のこと。

 9)台湾チャーター便/臨時便

10月・1月導入のB767-300ERを活用し、2/82/16旧正月期間を中心に積極的に臨時便・チャーター便を計画しています。

(2)貨物便

 1)B747-400F運航開始

11月より東京=アンカレジ=フランクフルト線、12月より東京=アンカレジ=ロンドン線で運航を開始します。

 2)東京-大連-上海-東京

従来から運航している東京=大連線(週1便)の運航経路を11月・12月・3月の間、変更します。

 3)東京=広州

11月よりB747Fにて週1便運航を開始します。

 4)東京=アモイ

11月より運休します。

    AF:エールフランス航空

 

U.国内線

国内線は、「2004年度路線便数計画」を基本とし、至近の需要動向や他社動向を勘案し、機材の適正化をさらに深化させました。お客様からのニーズが強いビジネス路線や修学旅行等で高需要が見込める観光路線を増便・機材大型化するなど積極的に機材の適正化を図り、収益性の向上を目指します。

また、中部国際空港開港においては、地元需要への対応のみならず、国際線乗り継ぎを意識した事業展開と、同時にコミューター専用空港となる中部開港後の現名古屋空港(県営名古屋飛行場)を活用したジェイエアによるコミューター事業展開の多面的対応を図り、増大が期待できる中部地区需要へのきめこまやかな対応を図ります。

 

以 上



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