JAL | JAPAN AIRLINES

HOME>プレスリリース

プレスリリース


 2004年12月15日
 第04095 JGN号

JALグループ、「国連グローバル・コンパクト」に参加


JALグループは、国連の提唱する「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」について、世界的に確立された10原則を支持し、実践してゆく、「国連グローバル・コンパクト」へ参加いたしました。

JALグループは、200210月「総合力ある航空輸送グループとして、お客さま、文化、そしてこころを結び、日本と世界の平和と繁栄に貢献する」という企業理念を確実に実践していくことを期して、グループ行動規範「社会への約束」を定めました。

さらに、企業の社会的責任(CSR)の強化を目指し、20044月に、グループCEOを委員長とする「CSR委員会」を新設し、従来から活動していた地球環境委員会をCSR委員会傘下の地球環境部会として位置付けました。

これまでも、JALグループは地球環境保全に対する積極的な取組み、事業特性を活かした社会活動や企業メセナ、コンプライアンスに関する社員啓発等に取り組んでまいりましたが、「国連グローバル・コンパクト」への参加を契機に、企業市民としての責任をさらに日常業務の中に徹底してゆきます。

今後は、JALグループ全社員のCSRに対する意識をより高め、「国連グローバル・コンパクト」の10原則に即した行動を実践するために、2005年より社内イントラネット学習システム「e-learning」による10原則の理解促進をはかり、さらに「国連グローバル・コンパクト」への参加を契機として、「JAL地球市民月間」(仮称)を2005年度に設け、全世界のJALグループ社員による社会活動を進める予定です。

 “Dream Skyward. 空に限りない夢とよろこびを。

JALグループは、これからも航空輸送及び関連する事業の特性を活かした活動を通じて、地域社会、国際社会への貢献をグループ一体となって行ってまいります。

以 上

 

 

国連グローバル・コンパクトの概要

「グローバル・コンパクト」(以下GC)とは、1999131日に開かれた世界経済フォーラムの席上、コフィー・アナン国連事務総長が提唱し、翌年2000726日にニューヨークの国連本部で正式に発足しました。GCは、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野における10原則を提示し、参加する世界各国の企業に対して、この10原則を支持し、実践することを求めています。GCは、法的拘束力もしくは規制手段を持たず、あくまでも「自発的なイニシアチブ」であり、世界では1300以上(20044月現在)の企業が、日本では、JALグループを含め、26200412月現在)の企業、団体が参加しています。

 

 

*「国連グローバル・コンパクト」の10原則

<人 権>

1.

企業はその影響の及ぶ範囲内で国際的に宣言されている人権の擁護を支持し、尊重する。

2.

人権侵害に加担しない。

<労 働>

3.

組合結成の自由と団体交渉の権利を実効あるものにする。

4.

あらゆる形態の強制労働を排除する。

5.

児童労働を実効的に廃止する。

6.

雇用と職業に関する差別を撤廃する。

<環 境>

7.

環境問題の予防的なアプローチを支持する。

8.

環境に関して一層の責任を担うためのイニシアチブをとる。

9.

環境にやさしい技術の開発と普及を促進する。

<腐敗防止>

10.

強要と賄賂を含むあらゆる形態の腐敗を防止するために取り組む。

 

「国連グローバル・コンパクト」に関する詳しい情報は、http://www.unic.or.jp/globalcomp/をご参照下さい。

 

 



*印刷をされる方はこちらをご利用下さい。
JGN04095.pdf

 添付PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。詳しくは PDFについてのご案内をご参照下さい。
Copyright © Japan Airlines. All rights reserved.