CSR JAL Happy Eco Project 特別企画
MISIA Special Interview

JAL Happy Eco Project 特別企画 MISIA Special Interview JAL × MISIA 豊かに広がる森のように、すべての命は支えあっている。その尊さを伝えたい。

日本を代表するアーティストの一人、MISIAさん。
近年は音楽活動に加え、アフリカを支援するプロジェクトChild Africa、COP10(国連生物多様性条約第10回締約国会議)名誉大使、持続可能な地球規模の活動をめざす一般財団法人mudefなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。 そのエネルギーの源や思いはどのようなところにあるのか、最新アルバム「MISIAの森 -Forest Covers-」のリリースを前にMISIAさんにお尋ねしました(聞き手は、日本航空 総務部CSR環境担当の大高由恵)。 

1.アフリカ支援活動が認められ、COP10名誉大使に

2.現地に行き、見て、感じた「リアル」を伝える

3.まだ遅くない!本格的な取り組みはこれから

4.自然との絆を意識しながら、被災地を励ます

1.アフリカ支援活動が認められ、COP10名誉大使に

JAL
MISIAさんには、Child AFRICAの時から色々とお世話になっております。

MISIA
こちらこそ、今回のエコジェットでの取り組みにとても感謝しています。12月からスタートする環境省と制作した生物多様性を皆さんに知っていただくためのポスター展示や、映像の上映、エコジェット機内での生物多様性検定の実施など、たくさんご協力いただきましてありがとうございます。生物多様性を守っていくためには、企業や個人の取り組みがいまとても必要なんです。

JAL
こちらこそ。去年のCOP10名誉大使としての生物多様性啓発活動も、ご一緒させていただきました。 これまでの活動を拝見していて、子どもの貧困問題や生物多様性を始めとした環境問題など、世界規模での深刻な問題に、すごく目を向けられているなと感じるのですが、どんな風にお考えになって活動されているのでしょうか?

MISIA
もともと私は長崎で生まれて育ちましたが、長崎というところは平和教育がすごく盛んで、戦争や紛争の問題、平和という問題をみんなで考えて、そしてちゃんとこれからも意識を持っていかなければいけない、という教育を受けてきたんですね。日本で戦争があったのはもう60年以上も前の話ですけれども、子どもの時に受けたこうした教育がきっかけで、大人になる過程でも、まだまだ世界で起こっている紛争の問題に対してずっと意識を持っていました。
その後も、今度は日本など自分の身近なところや世界で起こっている環境問題、そして貧困の問題を知る中で、この三つ、貧困と紛争と環境問題というものは、どこかで繋がり合っているんだと、だんだん思うようになったんですね。

JAL
ええ。

MISIA
社会に出て、こうして歌わせていただく中で、音楽というものは第一に、聴いてくれている人を幸せにしたり、幸せのお手伝いになる、というものだと思うんですよね。音楽を仕事としている中で、幸せを願うベクトル上に、そういう問題を学んでいくっていうことがあったんですね。
自分にできるのは何だろうと考えて少しずつやっていく中で、2005年に「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーン(ホワイトバンドプロジェクト)に参加しました。これを機に世界の問題により目を向けるようになりましたね。
そして、次に何ができるかと考えた時に、やはり一度 アフリカに行かないと現状が見えてこないし、自分に何ができるのか分からないなと思い始めました。そんなときにU2のボノさんに「一度アフリカに行くといいよ」と言うアドバイスを頂いて、その言葉に背中を押されて、アフリカに行ったんですけれども、行ったことによって自分に何ができるか正直余計分からなくなってしまったこともありました。


JAL
あまりにも深刻なものを目にしてしまった?

MISIA
そうですね、様々な問題があるということと、自分が思っていたこととは違うことも色々ありました。
どうしてもアフリカというと悲しい現実を沢山思い出しがちですけれども、素晴らしいものも沢山あって。

JAL
ああ、そういうことなんですね。

MISIA
文化も素晴らしいですし、子どもたちの笑顔も素晴らしいですし、そこに生きている人達のパワーや、温かさだったり、音楽だったり、素晴らしいものにも沢山触れましたので。まずはもっと知っていく。そして、自分に何ができるかというよりも、共に生きていくということを中心にこれから活動し、そして私自身も生きていきたい、とアフリカに教えられた、考えさせられたんです。 アフリカで、たくさんの子どもたちや、子どもたちを育てているお母さんや先生たちに出会ったので、まずその人たちと一緒にできること。それから、やはり私自身もアフリカでもっとこれから学ぶっていうことが大事だ、これからももっと学び続けるっていうことが大切だと思う中で、教育というものの大切さを改めて実感したので、その部分から始めてみようと、Child AFRICAの活動をさせていただいています。 そして、アフリカでの活動を国連の方が知ってくださって、それがCOP10名誉大使任命につながったと聞いています。去年から生物多様性の活動をさせて頂いていまして、ライブなどを通して生物多様性の重要性を知って頂いたり、日本各地を視察して、そこで自分が見てきたものを実際に伝えたり、今年は石川県のご協力で石川県にある森林公園で"MISIAの森"という、生物多様性の重要性を伝えるという活動もスタートさせて頂いています。

JAL
とても真剣にひとつひとつ考えられていて、しかもそれを学んでいこうというのはなかなか出来ることではないと思うので、伺っていてすごく素敵だなと思います。

2.現地に行き、見て、感じた「リアル」を伝える
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