日本の美、世界へはばたく

第4回 JALタンチョウフォトコンテスト あなたのタンチョウがJALのポスターに

応募期間 2018年1月5日(金)〜 3月25日(日)

(背景:第4回JALタンチョウフォトコンテストMISIA賞作品「ゴールデンタイムショー(黄金の舞)」 撮影:山本 道広さま)

第4回 JALタンチョウフォトコンテスト あなたのタンチョウがJALのポスターに 応募期間 2017年1月5日(金)〜 2018年3月25日(日)(背景:第4回JALタンチョウフォトコンテストMISIA賞作品「ゴールデンタイムショー(黄金の舞)」 撮影:山本 道広さま)

応募受付は終了いたしました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。



JALこの冬、JALは、第4回となるタンチョウフォトコンテストを開催します。
「生物多様性」−この言葉からは、地球上に生きる多種多様な動植物の種が互いに繋がり生きること、また、それらが生きるさまざまな生態系を守ることの大切さが想起されます。

JALグループは、世界中でその必要性が叫ばれている、この生物多様性の保全・啓発活動を、環境分野の大切な取り組みのひとつと考えています。
航空会社として日々の運航業務により、少なからず環境に負荷をかけているからこそ、「JALグループ生物多様性方針」を定め、それに基づく活動を通じて、生物多様性を守ることの大切さを皆さまと共有し、将来の世代に伝えたいという想いがあります。
タンチョウをはじめとした動物や植物、そして美しく豊かな自然をずっと守っていくために…。
そんな想いを込めて、今冬もこのフォトコンテストを開催いたします。
タンチョウは日本の美の象徴ともいえる存在でありながら、同時に絶滅を危惧され、国内希少野生動物種にも指定されています。
厳冬の中、美しくも力強いタンチョウの姿を通して感じられた、生物多様性の大切さ、美しい自然を守り続けたいという皆さまの想いを、タンチョウの写真と温かいメッセージに込めて、ぜひ、JALへお寄せください。

結果発表

MISIA賞

「ゴールデンタイムショー(黄金の舞)」山本 道広(50代)埼玉県

初冬の鶴居村。気温マイナス10度。朝陽が昇り始め凍った芝生が黄金色に輝き始める中、ゴールデンタイムのステージの上でタンチョウ達は美しく舞ってくれました。
入賞賞品:MISIA ライブチケット(1名様)

選評 MISIA(アーティスト)

自然や生き物を見ていると、世界はなんて音楽に溢れているのだろうか、と改めて気づかされます。
丹頂鶴のこのダンスも、地球の美しい音楽の一つですね。
光の捉え方が素敵なところや、丹頂鶴を見つめるカメラマンさんの目線の優しさを感じ、
この写真を選びました。
この美しいダンスが、ずっと続いて行って欲しいと写真を見つめて感じました。

鶴居村長賞

「あうんの呼吸」新田 孝治(50代)大阪府

タンチョウは日本を代表する美しい鳥、もっとも日本らしい鳥だと思います。2月〜3月の「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」は、タンチョウが多く集まります。この頃は恋の季節で、「連れ合いになったら一生添い遂げる」というタンチョウのペアが求愛ダンスをしてくれます。この場所は、タンチョウとその生息環境の保全を進めるシンボル的な場所であり、この素晴らしい光景を未来に繋げて頂きたいと思っています。
入賞賞品:乳製品詰め合わせ

選評 大石正行(鶴居村長)

躍動感溢れるタンチョウの求愛ダンスを捉えた、2羽のこれからの未来を繋ぐ美しく力強い作品です。

日本野鳥の会賞

「白銀のプリマ」大矢 学(30代)東京都

朝の餌やりの喧騒の中でも、優雅に歩を進める一羽。純白の羽毛をまとった気品あふれるその様はまさに白銀の世界に舞い降りたバレリーナそのものでした。
入賞賞品:内山春雄氏作(木象嵌)名刺入れ・手鏡

選評 原田修(日本野鳥の会)

横殴りの雪の中、背筋をぴんと伸ばして歩く姿をとらえたこの1枚からは、冬の自然の厳しさとタンチョウの凛とした美しさが伝わってきます。

JAL賞

「冬の神、現る」津田 廉正(20代)滋賀県

寒さ厳しい冬の北海道。今にも雪が降り風が吹きそうな空模様の中から、一羽のタンチョウがふわりと舞い降りてきました。その姿は優美で、軽やかで、冬の神そのものでした。
入賞賞品: JAL国内線往復航空券(ペア一組)・JALモデルプレーン

選評 植木義晴(日本航空 代表取締役会長)

タンチョウの舞い降りる様子が、非常に迫力のある、かつ優雅に撮影されており、冬の神という表現がぴったりである。寒さ厳しい北海道でたくましく生きるタンチョウの力強さを感じる作品である。

ニコンイメージングジャパン賞

「想い」小山 則幸(60代)佐賀県

偶然、重なり合った3羽のタンチョウ。それぞれが「想い」を巡らせているような表情に見え、不思議な写真になりました。(鶴居村・伊藤サンクチュアリで、2016年12月撮影)
入賞賞品:双眼鏡 ニコン MONARCH 7 8×30

選評

3羽のタンチョウの表情まで感じられるような美しい姿に感銘を受けました。一瞬の偶然の瞬間を見事に捉えた作品です。

ビックカメラ賞

「夕陽に舞うタンチョウ」前田 賢一(60代)北海道

風も無く春らしい気配に誘われ優雅に舞うタンチョウ。この日は素晴らしい夕景に湖畔が染まりタンチョウの舞う姿が湖畔に映り込み、まるで絵画のような風景に出会う事が出来ました。
入賞賞品:Photona(※フォトナ)

選評

ピンクに染まった湖面と夕陽、そしてタンチョウの三つ巴のコントラストが最高の場面を演出しています。思わず引き込まれてしまいそうな自然が作り出した色合いの作品です。

※Photona(フォトナ)とは、アクリルに直接、写真印刷をするサービスで、素材の透明感を活かした美しいクリスタルプリントが特徴です。
受賞作品をPhotona(フォトナ)にしてお送りします。

ビックカメラ賞

「四重唱」永井 正(60代)茨城県

北海道に単身赴任していた今は亡き知人に連れられ、初めてタンチョウを見たときの感動を今でも忘れることは出来ません。それから10年間毎年タンチョウの撮影に出かけてきていますが、これまで撮影した中で最高の瞬間でした。知人3人と夢中でシャッターを切った中で、一番お気に入りの写真です。4羽のタンチョウが泣き合っている姿から「四重唱」と名付けました。
入賞賞品:Photona(※フォトナ)

選評

4羽のタンチョウが本当に四重唱を奏でているようです。声を揃えて歌うことで4羽は何を伝えたかったのか考えさせられます。

ビックカメラ賞

「丹頂タンゴ」小黒 恵司(50代)栃木県

丹頂のダンス。まるでタンゴを踊っているような動きだった。
入賞賞品:Photona(※フォトナ)

選評

2羽のタンチョウによる不思議な構図の作品に思わず魅せられてしまいました。踊っているような姿が非常に優雅に感じられた作品です。

特別審査員

写真:MISIA(アーティスト)

MISIA(アーティスト)

国内屈指の実力派シンガー。2018年にデビュー20周年を迎える。
音楽活動と並行して社会貢献活動に注力。2010年3月には国連本部より生物多様性会議(COP10)の名誉大使に任命され、約2年半の任期中、精力的に活動した。
現在も石川県での森林保全活動「MISIAの森」プロジェクトを実施するなど、生物多様性の啓発活動に意欲的に取り組んでいる。

> JAL×MISIA コラボレーションページ

審査員(順不同)

審査員(順不同)
亀澤 玲治 環境省自然環境局長
大石 正行 北海道阿寒郡鶴居村長
武内 和彦 東京大学国際高等研究所
原田 修 日本野鳥の会
植木 義晴 日本航空 代表取締役会長

総評 亀澤玲治(環境省自然環境局長)

優雅なタンチョウの背景に雄大な自然を捉えた作品が多く見受けられました。作品を通じて、彼らが生きていける環境を将来に引き継いでいくことの大切さを感じていただき、行動のきっかけにしていただくことを願っています。

総評 武内和彦(東京大学国際高等研究所)

タンチョウのダイナミックな動きの瞬間を切り取った数多くの素晴らしい写真。タンチョウの背後には、その生息を支える多様な自然環境が映しこまれている。これらの写真を撮影した瞬間の心時めく気持ちに思いを馳せた。

JAL総評

一口にタンチョウといっても、さまざまな表情があることを認識させられた。各作品それぞれが違ったタンチョウの姿を映しだし、優雅で力強く、時に悲しげで、時にひょうきんな姿を見せるタンチョウに心を奪われた。素晴らしい作品ばかりであった。

入賞作品の利用

入賞作品のなかから1点または数点を「JAL旅のポスター」に採用させていただきます。 ただし、オリジナル作品のデータサイズ・解像度などにより、ポスター採用に至らない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
なお、その場合も入賞者には賞品を進呈いたします。

主催

協力・協賛

  • ビックカメラ
  • 鶴居村観光協会
  • 日本野鳥の会
  • 鶴居村
  • ニコン
  • mudef