機体(airframe):
ふつうは,航空機の胴体(fuselage),主翼(wing),尾部(empennage),操縦装置(control system),着陸装置(landing
gear)を合わせた総称で,動力装置(power plant),および装備品(accessory)は除く。 |
主要構造部分,一次構造部分(primary structure):
飛行荷重,地上荷重,与圧加重の伝達を主要に受け持つ構造部。主翼,胴体,尾翼,操縦翼,操縦装置,着陸装置,ナセル,パイロン,エンジン取り付け金具,主要取り付け金具,その他,上記定義に該当する部分が含まれる。 |
二次構造(secondary structure):
主たる荷重を伝達しない構造部分で、たとえば,フェアリング(fairing),ノーズレドーム(nose radome),主翼前縁および後縁部,着陸装置格納扉などがある。 |
隔壁(bulkhead):
航空機の機体の仕切り壁,あるいは構造。エンジンと機体を分離する防火壁には耐熱性の強いステンレス鋼,チタン合金材料が使用される。 |
パイロン(pylon):
ジェット機では主翼または機体とエンジンを懸垂結合する構造部分をいう。製造会社によっては,ナセル・ストラット(nacelle strut)と呼ぶこともある。 |
フィフス・ポッド(5th pod):
機体外部(ふつうは翼下)にエンジンを吊るして輸送する装置。ポッドというのはさや(豆)のような形状からきた言葉。4発エンジン機では,フィフス(5番目)だが,3発機ではフォース(4番目)ポッドとなる。なお双発機にはこのような装置はない。 |
ビード板(beaded sheet):
あまり力がかからない飛行機の薄板構造部分は,薄板にプレス加工で凸形や凹形のふくらみを付ける。重量軽減や部品数を少なくできるため,機体内部の貨物室隔壁,各種カバーなどに使用されている。 |
フェアリング(fairing):
機体表面の凸出部の空気抵抗を減らすための流線形をした覆い,および主翼と胴体の取り付け部分の干渉抵抗を減らすための整形部分のこと。軟質のジュラルミン材やFRP製のハニカムなどで作られている。 |