taitle


項目で探す方はこちら



用語で探す方はこちら


体験学習はこちら


書籍の情報はこちら

 

座席 seat
●客室用シート passenger seat
●ジャンプシート jump seatz
●座席配置 seat configuration

 航空機用座席は見かけや座り心地がよいだけでなく,前後,上下,横方向にかかる終極荷重に耐えられるように設計されている。操縦室には機能的に設計されたパイロット・シートとフライト・エンジニア・シートがあり,いずれも前後,上下,リクライニングの調節ができ,ジェット輸送機のパイロット・シートには前後と上下の調節が電動式となっているものもある。フライト・エンジニア・シートは,パイロットの仕事を助けるため,床レール上の移動と回転が可能である。これらのほかに折りたたみ式のオブザーバー・シートが2席ある。また,いずれのシートにも腰および肩にかけるシートベルト(ショルダーハーネスという)が取り付けられている。
パイロット・シート

●客室用シート(passenger seat):
 国際線ではファースト・クラス用,ビジネス・クラス(エグゼクティブ・クラスともいう)用,エコノミー・クラス用の3種があり,それぞれシートの寸法,シート・クッションおよびシート配置の間隔も異なり,特にファースト・クラスやビジネス・クラスの座席はリクライニングが大きく,フットレストもあるので快適性が優れている。最近では国内線にもファースト(スーパーシート)とエコノミーの2クラス制が導入されているが,ファーストのシートそのものは国際線の場合と異なる。客室用シートは床に設けられたレール上に固定され,用途によって間隔(ピッチ)を調節することができる。シートベルトは腰用だけである。
 シートの構造は,いずれも,アルミニウム合金製で軽く,しかも規定の強度に耐えられるよう作られている。また,シート布も耐火性の優れたものが使用されている。
 客室用シートの肘掛けには,各種音楽や映画音声を楽しむためのオーディオ操作ボックスが装備されている。また国際線では,各客席で映画等を見るための個人ビデオ・システムを設置するのが一般的である。747機には,音量調整スイッチ,チャンネル・セレクター,イヤホン差し込み口,読書灯スイッチ,スチュワーデス・コールボタン,灰皿,リクライニング操作ボタンがコンパクトに収まっている。
JALスカイラックスシート
エコノミー・クラスの座席
●ジャンプ・シート(jump seat):
 折りたたみ式の補助席で,客室出入り口近くに備えてある,販売の対象にならない客室乗務員用の座席。
客室のジャンプ・シート
●座席配置(seat configuration):
 安全性,快適性,経済性などの面からファースト・クラス,ビジネス・クラス,エコノミー・クラスの割合をどうするか,座席の前後間隔,座席列をどのくらいにとるかなどであり,航空会社と運輸路線によって異なる。座席の前後間隔についてのみいえば,ファースト・クラスを60in(152cm),ビジネス・クラスを40〜50in(102cm〜127cm),エコノミー・クラスを31〜34in(86〜79cm)前後に設定する航空会社が多い。
図1-3-12 747-400の国際線座席配置例

 
JAL-航空券 トップ 目次