| a. |
飛行場灯台(aerodrome beacon):
遠くからでも飛行場の位置を視認できるように,見通しのよい場所に設置された白と緑の線が交互に回転する灯台。 |
| b. |
進入灯(approach light):
着陸しようとする航空機に最終進入の経路を示すために,滑走路末端から進入区域内に設置する灯火。滑走路末端までの距離を示すために150m,または300mの間隔で延長線に設置される。 |
| c. |
進入角指示灯(VASIS:visual approach slope indicator system):
着陸しようとする航空機に適正な進入角を示す灯火で,接地点付近の滑走路の両側に設置されている。VASISには狭胴機用の2-BAR VASISと広胴機にも兼用できる3-BAR
VASISがある。3-BAR式の場合,狭胴機は手前の2列を使い,広胴機は遠方の2列を使う。灯火は進入方向から見ると下方に赤,上方に白の光を出すようになっており,広胴機では手前の2列(狭胴機は1列)が白,遠方の1列(狭胴機では2列)が赤に見えるように進入すれば適正な進入角ということになる。
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| d. |
精密進入経路指示灯(PAPI:precision approach path indicator):
ICAOで採択された新しい進入角指示灯で,より精密な進入角指示装置として,近い将来VASISに代わって設置されるもので,わが国でも1987年度から試験的に設置されている。PAPIは4ユニットから成る横1列の灯火で赤と白の2色の光で示され,通常は滑走路の片側に設置される。VASISは通常約0.25度のピンク層を経て信号が白から赤に変化するのに対し,PAPIは約0.03度から0.07度の非常にシャープな転移層であり,一番内側のユニットは公称進入角より0.5°高く設定され,順次外側に0.33°ずつ低く設定される。この設定によってより精密な進入角指示が可能となる。外側二つが白,内側二つが赤に見えれば適正な進入角となる。(図2-5-7)
図2-5-7 VASISとPAPIの対比説明図
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| e. |
滑走路灯(runway light):
滑走路を示すため,滑走路の両側に100m(計器着陸用では60m)以下の間隔で設置される白色灯火。光度は滑走路の等級により高光度,中光度,低光度に分かれており,高光度灯は管制塔で光度を制御できる。 |
| f. |
滑走路末端灯(runway threshold light):
離陸または着陸しようとする航空機に滑走路の末端を示すための灯火で,着陸しようとする航空機から見て,滑走路手前の末端は緑,先方の末端は赤の灯火。 |
| g. |
滑走路中心線灯(runway center line light):
滑走路の中心を示すため滑走路の中心線上に,約15mまたは30mのほぼ等間隔で着陸しようとする航空機から見て,滑走路先方の末端から300mの範囲では赤,同末端から300mを超え900m(長さが1,800m未満の滑走路では,その長さの2分の1)までの範囲では交互に赤と白,それ以外では白の灯火。 |
| h. |
滑走路距離灯(remaining distance markerlight):
離着陸する航空機に,使用できる滑走路がどのくらい残っているかを数字で示す灯火。滑走路先方の末端から1,000ft(300m)の地点に「1」,2,000ft(600m)の地点に「2」のように,1,000ft間隔で設けられている。 |
| i. |
接地帯灯(touch-down zone light):
着陸しようとする航空機に接地帯を示すため,滑走路の末端から900mまでの間の白の灯火。 |
| j. |
オーバーラン帯灯(overrun light):
離着陸する航空機にオーバーラン・エリアを示す灯火で,オーバーラン・エリアの両側および末端に赤の灯火を設置し,滑走路と区別できるようになっている。 |
| k. |
誘導路灯(taxiway light):
誘導路およびエプロンの縁を示すために,誘導路の両側およびエプロンの縁に設置される青色の灯火。なお誘導路の中心を示すものとして緑色の誘導路中心線灯(taxiway center line light)がある。 |
| l. |
その他:
旋回進入する航空機に滑走路の位置を示す旋回灯(circling guidance light),進入区域内の要点を示す進入灯台(approach
light beacon),航空機や飛行場内の車両に信号を送るための指向信号灯(signalling
light),飛行場内の使用禁止区域灯(unserviceability light)などがある。 |