日本の美、世界へはばたく。第2回 JALタンチョウフォトコンテスト 〜あなたのタンチョウがJALのポスターに〜 【結果発表】全国から625点のご応募をいただきました。たくさんのご応募、誠に有難うございました。厳正なる審査の結果、各賞の入賞作品が決定しました。美しいタンチョウの姿を、是非ご覧ください。【釧路空港内での展示について】7月24日から8月31日までご応募作品の一部を釧路空港内(2階出発ロビー保安検査場手前)に展示いたします。第1回 JALタンチョウフォトコンテスト入賞作品 「未来へのプロローグ」撮影:笠島英雄さま 結果発表はこちら 第1回 JALタンチョウフォトコンテスト結果はこちら

この冬、JALは、タンチョウフォトコンテストを開催いたします。

生物多様性−この言葉で表される、地球上に人類とともに生きるすべての動植物の種や生態系の多様性を守ることの大切さが、今、国連活動をはじめとして世界中で、多くの方々に改めて認識されています。

私たち、JALは日々の航空機運航によって、環境に少なからず負荷を掛けています。
しかし、その一方でJALとして生物多様性方針を定め、生物多様性に関わる活動を展開し、豊かな自然や美しい日本の姿を未来へ繋げたいという思いがあります。機体に動植物のイラストを描いた、特別塗装機・JALエコジェット・ネイチャーにより絶滅危惧種への皆さまの関心を高めていただくお手伝い、また、奄美大島における国の天然記念物アマミノクロウサギ保護のための森林保全活動への参加など、生物多様性を重要な環境課題のひとつと捉え、その啓発・保護活動に積極的に取り組んでいます。
このような生物多様性の啓発活動のひとつとして、今年もJALタンチョウフォトコンテストを開催いたします。

国の特別天然記念物であり「日本の美」の象徴ともいえるタンチョウ。
同時に絶滅が危惧され、国内稀少野生動植物種にも指定されています。

美しい日本の姿を未来へつなぐ皆さまの思いを、タンチョウの写真と温かいメッセージにこめて、ぜひ、JALへお寄せください。

結果発表

MISIA賞 釧路市長賞 鶴居村長賞 NPO法人美しい村・鶴居村観光協会賞 日本野鳥の会賞 ニコンイメージングジャパン賞 ビックカメラ賞 JAL賞
MISIA賞
「ダンス」由井 猛様(60代)兵庫県 撮影地:北海道・阿寒町/昨年2月撮影地を訪れた時、K子と名付けられた羽を痛めて飛べないタンチョウを見た。傍らにはマモルと名付けられたペアが静かに佇んでいた。マモルは飛べないK子に寄り添い、ねぐらの川から給餌場まで歩いて通って来る話を聞き、ペアの夫婦愛に涙がこぼれた。そのK子が今年は給餌場に来ないことを聞き、飛べない鳥が生き残る厳しさを思うとまた涙がでた。目の前でダンスを踊るペアが末永く元気で暮らすことを祈るばかりである。 <選評> MISIA(アーティスト)/この写真を撮られた由井さんも、きっと心は共に踊っていらっしゃったのでしょうね。生物多様性が保全され、いつまでも、この美しいダンスが見られる世界でありますように。
釧路市長賞
「純白と紺碧」大杉芳郎様 撮影地:北海道 鶴居村 <選評>蝦名大也(釧路市長)
鶴居村長賞
「タンチョウの舞台」清水善之様 撮影地:北海道 阿寒町 <選評>大石正行(鴨居村長)
NPO法人美しい村・鶴居村観光協会賞
「ジャンプ」米塚孝治様 撮影地:北海道 鶴居村 <選評>和田正宏(タンチョウ写真家)
日本野鳥の会賞
「朝の陽光に舞う」永井正様 撮影地:北海道 鶴居村
ニコンイメージングジャパン賞
「寄り添う」五東建夫様 撮影地:北海道 阿寒町
ビックカメラ賞
「夕翔」住友肇様 撮影地:北海道 鶴居村
ビックカメラ賞
「家族だよ〜」中野渡正樹様 撮影地:北海道 釧路市
ビックカメラ賞
「なかよしno.2」川島保子様 撮影地:北海道 鶴居村
JAL賞
「雪に舞う」前田賢一様 撮影地:北海道 阿寒町 <選評>植木義晴(日本航空 代表取締役社長)
<総評>星野一昭(環境省自然環境局長) / 武内 和彦 (国際連合大学上級副学長)
<JAL総評>第2回JALタンチョウフォトコンテストに多数のご応募を頂き、ありがとうございました。いずれも素晴らしい作品の数々が出揃いました。タンチョウの様々な表情・しぐさの一瞬を捉えた作品のひとつひとつを見ていると、皆さまのタンチョウを見守る温かい心とタンチョウ自身の優雅さ、そして力強さがひしひしと伝わってきます。私どもJALグループは本コンテストにより、皆さまと共にこの美しいタンチョウ、そして美しい日本の自然をこれからもずっと守り続けていくという思いを新たにいたしました。

掲載写真・文章の無断転載を禁じます。

【特別審査員】

MISIA(アーティスト)

音楽活動と並行して、国際機関などと協力し、アフリカの子どもたちに蚊帳を送る活動や奨学金支援など、社会貢献活動に注力している。
2010年3月には、国連本部より生物多様性会議(COP10)の名誉大使に任命され、約2年半の任期中、精力的に活動した。現在も石川県での森林保全活動「MISIAの森」プロジェクトなど、生物多様性の啓発活動に意欲的に取り組んでいる。

【審査員】 (順不同)

  • ・ 星野一昭 : 環境省自然環境局長
  • ・ 武内和彦 : 国際連合大学上級副学長
  • ・ 蝦名大也 : 北海道釧路市長
  • ・ 大石正行 : 北海道阿寒郡鶴居村長
  • ・ 和田正宏 : タンチョウ写真家
  • ・ 植木義晴 : 日本航空 代表取締役社長(2013年当時)

【主催】

日本航空

【協力・協賛】

国際連合大学サスティナビリティーと平和研究所、釧路市、鶴居村