CSR JAL財団との共同プログラム

JALスカラシッププログラム

将来のアジア・オセアニア地域を担う若者を育成します。

アジア・オセアニアの大学生を日本へ招待し、茶道、参禅体験等の文化体験や日本人学生も交えた研修を通じて日本への理解や相互理解を促進し、アジア・オセアニア地域を担う若者へと育成することを目的としたプログラムです。毎年7月に約3週間に渡り東京近郊と石川県にて開催しています。
1975年に開始されたこのプログラムについては、現在JAL財団とJALが協力して運営しており、現在までに1,514名の海外学生を招いています。
近年は、これまでの参加者を縦に繋ぐ同窓会組織の立ち上げを各地で開始しており、広く世界で活躍する卒業生の連携作りにも取り組んでいます。

*JALスカラシッププログラムの最新情報は下記ホームページをご覧ください。

JALスカラシップ トピックス
写真:JALスカラシッププログラム

世界こどもハイクコンテスト(俳句)

ハイクを通して、子供たちの感性を養い、日本と世界の子供たちの相互交流を深めます

東京オリンピックが開かれた1964年に日本航空が米国の音楽番組で呼びかけた「ハイクコンテスト」が、海外でのハイク普及のきっかけとなりました。
日本のみならず、海外の子供たちにもハイク創作の楽しさを広め、その創作を通して子供たちの感性を養い、世界でもっとも短い" “詩”であるハイクを生み出した日本文化や日本への理解を深めてもらうことを目的として取り組んでいます。
1990年のJAL財団設立以降は、日本及び世界の子供たち(15歳以下)を対象とし、毎回設定されるテーマを詠んだハイクに加え、ハイクを詠んだ時の目の前の光景や記憶にある情景を自らの手で描いた絵で作品が構成される世界こどもハイクコンテスト」を2年に1度開催しています。
これまで約52の国と地域から68万を超える作品が寄せられています。コンテストの翌年には、優秀作品を一冊の単行本にまとめ、母国語に日本語と英語を付して「地球歳時記」として出版し、国内外の教育機関や図書館等に寄贈しています。また、各国の優秀作品はJAL国際線ボーイング787"機内テンターテインメント"でもご覧いただけます。

イラスト:世界こどもハイクコンテスト

大気観測

地球温暖化のメカニズム解明に貢献しています

地球温暖化のメカニズムを解明するため、日本航空国際線定期便に「自動大気採取装置」を取り付け、上空の大気中に含まれている温室効果ガスの濃度を観測しています。
1993年から行われていた定期的な観測は、現在ボーイング777型機に搭載された、「CO2濃度連続測定装置」によって、離陸から着陸まで、連続して温室効果ガスの濃度データを観測、蓄積できるようになっています。
現在では、データ量の少なかった地域におけるCO2濃度等の観測データも大量に蓄積され、世界中の研究者に公開されています。
国立環境研究所、気象研究所などの協力のもと、JAL財団と共同で行っています。

写真:CO2濃度連続測定装置

その他JAL財団の活動

JAL財団では、日本航空との共同プログラムの他、JAL財団独自に日本航空の協力のもと、青少年育成プログラムとして、国内外で様々な研修プログラム(インターンシップ、「空の日」中学生海外主要空港派遣事業、地球人講座等)を行っております。

日本航空/JAL財団共同プログラムを含め詳細は、JAL財団ホームページをご覧ください。

JAL財団ホームページ