アメリカン・ポップアートの第一人者ピーター・マルコが、東北の人々が希望をもって困難を乗り越えること、そして傷ついた自然を再び取り戻すことを願って描いた「マルコアート絵画展」を、仙台市で開催しました。
ピーター・マルコ氏の描く「MARCOART(マルコアート)」は、多様な生きものをモチーフにした個性的でフレンドリーなキャラクターたちが、勇気と希望に満ちたメッセージを与えてくれるアートとして、ニューヨークの若者を中心に人気を博している、アメリカン・ポップアートです。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロに際し、ブルームバーグ市長は、傷ついたニューヨーカーの心に希望を取り戻したい、とマルコ氏にニューヨーク市章をモチーフにしたアートの制作を依頼。
彼の親しみやすく愛される絵が、人々の心に寄り添い、癒し、そしてテロから力強く再生していく、希望のシンボルとなりました。
この絵は現在も、市庁舎に飾られています。

「東日本大震災で傷ついた日本のために何かできることはないか」というマルコ氏からの温かいエールを受け、JALは、世界の国々と日本を結び、文化の交流を担うエアラインとして、その願いとともに、光に満ちた明日を予感させる彼の希望のアートを、海を越えて被災地にお届けすることにしました。
マルコアートには、自然やたくさんの生きものたちが、いきいきと描かれています。
自然との共生を目指す、国連生物多様性条約のジョグラフ事務局長からも、東北の皆さま、そしてマルコ氏へ、メッセージを頂きました。
これを受けて、自然を愛するマルコ氏は、震災で傷ついた自然の再生も願い、何枚もの色鮮やかな絵を描いてくれました。
| 期間 | 2011年10月25日(火)〜10月30日(日) |
|---|---|
| 場所 | 仙台市グリーンプラザ仙台 仙台市青葉区一番町3-7-1 |
| 開館時間 | 10:00〜18:00(最終日は15:00終了) |
| 入場料 | 無料 |
| 主催 | 河北新報社、日本航空 |
| 特別協力 | 東北コットンプロジェクト |
| 協力 | 東北電力グリーンプラザ |
| 協賛 | アンファー、サントリー、日本カルミック |
| 問い合わせ | 河北新報社事業部 022-211-1332 |
※同時開催の「東北コットンプロジェクト写真展」は、農業から震災復興を目指して、仙台市若林区荒浜と名取市で進められている同プロジェクトの、これまでの歩みを写真で辿ります。
| 日時 | 2011年10月23日(日)10:00〜12:00 |
|---|---|
| 場所 | 仙台空港ターミナルビル1F |
| 場所 | プラザステージ |
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要となります。