CSR JAL「空のエコ」リポート

気象予報士真壁京子のJAL「空のエコ」リポート Vol.6 定時出発がエコに

年末年始、飛行機に乗る機会が多くなる方もいらっしゃると思います。よく空港で
『間もなく出発でーす! 急いでくださーい!』
とせかされますが・・・
実は、定時出発がエコにつながっているのです!!

真壁京子さんプロフィール

気象予報士。元JAL客室乗務員。
お天気キャスターの仕事の傍ら、環境問題への関心を持ち、さまざまな活動を展開。 TBS「ニュースバード」出演中。

Q. なぜ、定時出発=エコ? A. 3分出発が遅れると… 1 地上駐機中の補助動力装置(APU、機内電力・空調に利用)を長く使い燃料約15リットル(ペットボトル約7.5本分)を余計に使う。 2 遅れた分、定刻に着くため上空でスピードUP!燃料約170リットル(ペットボトル約85本分)も多く使うことになる。あわせてCO2 約468s排出(杉の木、約33本分の年間吸収量に相当) 定時出発することで、これらの環境負荷の発生を防ぐことができます。 *杉の木1本が1年間に約14kgのCO2を吸収すると仮定。 ボーイング777型機の場合の一例
巡航高度や気象条件により幅はありますがスピードアップは最大で時速30〜60q程度。国内線の場合、飛行中に取り戻せるのは、せいぜい2〜3分。
エコポイント
出発時刻は、飛行機が動き出す時刻です!! [国内線]をご利用の場合 → 出発保安検査場は 通過してください。 15分前までにご搭乗口へは お越しください。 10分前までに [国際線]をご利用の場合 → ご搭乗手続きは お済ませください。 *160分前までにご搭乗口へは お越しください。 30分前までに *1 ファーストクラス・ビジネスクラスは45分前まで 国内線・国際線ともに、出発時刻の10分前を過ぎますとお乗りいただけない場合があります。 安全運航、エコのためにもぜひ早めのご搭乗を!
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