中国電力株式会社 中電病院 さまの事例
明日から具体的に
どう行動するべきか、
自分ゴト化して学べる研修。
医療と親和性の高い
航空の現場から学ぶ、
心理的安全性のつくり方とは。


中国電力株式会社 中電病院 さま医療機関
1分でわかる!導入前の課題とその効果
- 導入前の課題
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- 院内インシデントの要因の一つとして、職種間の相互理解やコミュニケーションの少なさがあった
- 医療現場でも「心理的安全性の確保」が話題で、心理的安全性をテーマとした研修を探していた
- リーダーシップやメンバーシップを発揮できるような職員の育成や風土を醸成したかった
- 受講した研修詳細
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研修名:パイロットが実践 安全マネジメント研修
パイロットが実践 自律型人財育成研修期間 :2022年11月、2023年5月
- 効果
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- 多職種によるワーキンググループを結成し、課題に対し分析・提案・行動ができるようになった
- 各職種がそれぞれ積極的に発言するようになり、課題解決の土壌は徐々にできている
研修を実施される前の状況を教えてください。
職種間におけるコミュニケーションの少なさが、インシデントにつながることも
病院内ではインシデントが発生することもありますが、その背景として、他の職種(看護師から医師、技師から看護師など)に自分たちの意見を言いづらいといった、職種間の相互理解やコミュニケーションの少なさも要因の一つとしてありました。
昨今、医療現場においても「心理的安全性の確保」がキーワードとなっており、前述の事象もあったため、心理的安全性の確保に近いテーマで、全職種の職員が参加できる研修を探していました。
特に職種間での連携を取るために、職員一人一人が、主体的にリーダーシップ・メンバーシップを発揮できるよう育成したり、そんな風土の醸成をしたいと考えていました。
昨今、医療現場においても「心理的安全性の確保」がキーワードとなっており、前述の事象もあったため、心理的安全性の確保に近いテーマで、全職種の職員が参加できる研修を探していました。
特に職種間での連携を取るために、職員一人一人が、主体的にリーダーシップ・メンバーシップを発揮できるよう育成したり、そんな風土の醸成をしたいと考えていました。
そんな中、なぜ弊社の研修を導入いただいたのでしょうか?
「人の命を預かり安全を守る」という点に、JALと医療の親和性を感じた
医療安全管理室にて再発防止策を検討する中で、職種間の情報連携が取れるようなツールの導入も検討しています。しかし、まずは外部の方からの研修を通じて、心理的安全性に関する知見を取り入れ、院内で発生している課題の解決につなげたいと考えました。その際に、異業種での育成方法や現場での取り組みに関する内容ならば、職員が興味をもって聴講できるのではないかとの意見がありました。
一方で、研修を実施する場合、講師となる方の経験や事業内容が、医療と近しい環境であること、さまざまな職種の職員が受講できるように短時間で実施できることを求めていました。「人の命を預かり安全を守る」という点において、JAL(航空会社)は医療と同じ目的を持つため親和性が高く、得た知見が必ず役に立つと考え、今般採用に至りました。
また講師の方が現役のパイロットであるため、現場目線も持ち合わせており、受講者が親近感を抱いて話を聞ける点も魅力的でした。
一方で、研修を実施する場合、講師となる方の経験や事業内容が、医療と近しい環境であること、さまざまな職種の職員が受講できるように短時間で実施できることを求めていました。「人の命を預かり安全を守る」という点において、JAL(航空会社)は医療と同じ目的を持つため親和性が高く、得た知見が必ず役に立つと考え、今般採用に至りました。
また講師の方が現役のパイロットであるため、現場目線も持ち合わせており、受講者が親近感を抱いて話を聞ける点も魅力的でした。
研修に対する、実際の受講者の方・ご担当者さま視点からの感想はいかがでしょうか?
研修後は受講者からこれまでにないほど質問があり、自分ゴトとして考えられている様子
受講者からは「自分が話すだけでなく、その場で相手の意見も尋ねたいと思った」「話しかけやすい雰囲気や相互理解を高めたい」との声があり、当初課題としていた職員間の心理的安全性について非常に学びになった様子でした。
人財育成面に関しても、「指導する際にできていることを認め伸ばしたい」「人の心の動きを大切にして育成したい」など、部下や他の職員への声掛けのしかたへの気づきも得られたようです。
研修後、特に医師からこれまでにないほど質問があり、担当者としても当研修は「自分たちが明日から具体的にどう行動すればよいかを自分ゴトとして考えられる」という部分が評価ポイントでした。
人財育成面に関しても、「指導する際にできていることを認め伸ばしたい」「人の心の動きを大切にして育成したい」など、部下や他の職員への声掛けのしかたへの気づきも得られたようです。
研修後、特に医師からこれまでにないほど質問があり、担当者としても当研修は「自分たちが明日から具体的にどう行動すればよいかを自分ゴトとして考えられる」という部分が評価ポイントでした。
研修を経て、何か変わったことはありますか?
職種間での積極的な発言が生まれ、課題解決の土壌ができてきている
研修後はコミュニケーションや情報連携に関して、多職種によるワーキンググループを結成し、課題に対し分析・提案・行動ができるようになりました。
大きいテーマなのですぐに解決することは難しいですが、ワーキング内では各職種がそれぞれ積極的に発言できており、課題解決の土壌は徐々にできていると感じております。
大きいテーマなのですぐに解決することは難しいですが、ワーキング内では各職種がそれぞれ積極的に発言できており、課題解決の土壌は徐々にできていると感じております。
今後はどのような職場や組織にしていきたいと考えますか?
患者様へのより安全な医療のために、心理的安全性の高い職場へ
職種の垣根を超えたコミュニケーションや情報連携を介して、心理的安全性の高い職場をつくることで、患者様へより安全な医療を提供していきたいと考えております。
そのために、今般の研修で学んだ同僚や部下への声掛けのしかたの工夫を院内で広げるとともに、情報共有のツールの基盤構築などを今後実施していきたいと思います。
そのために、今般の研修で学んだ同僚や部下への声掛けのしかたの工夫を院内で広げるとともに、情報共有のツールの基盤構築などを今後実施していきたいと思います。