
- 安全
ヒューマンエラー防止研修
- ABOUT THIS PROGRAM
- 安全を日々徹底するJALの整備現場で培った「ヒューマンエラーはどのようにして防止できるのか」に関する知見を、ヒューマンエラーが起こる背景や原因を説明した上でお伝えします。ヒューマンエラーが起きた際に本来明確にすべきことや、エラー防止のための仕組みづくり、そしてJALの整備現場でも実践する、社員一人一人が取り組むことのできるアクションを、個人ワークやグループディスカッションを通じて身につけられます。
- こんな方へ
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- 職場でヒューマンエラーが起きているが、原因と対策を講じることができない
- ヒューマンエラーを防止したいが、何から始めればよいかが分からない
- 職場の安全意識を醸成したい
- 目指す姿
- ヒューマンエラーが発生する
背景を
正しく理解し、
ヒューマンエラーを防止する
仕組みづくりやアクションを
実践できるようになる
ヒューマンエラーはなぜ起きるのか?
ヒューマンエラーとは、「意図しない結果を生じる人間の行為」を指しますが、なぜヒューマンエラーが発生するのでしょうか?それは、人間が「間違える生き物」であるからです。たとえどれだけ注意を払っていても、見間違いや思い込み、精神的・物理的なプレッシャーによって、本来できることができなくなることがあります。このように、人間には特性や限界があるため、リスクを完全にゼロにすることは難しいのです。そのため、勉強熱心な新人であっても、経験豊富なベテランであっても、ミスをしてしまう可能性があります。
では、どのようにすればヒューマンエラーを防止できるのでしょうか?ヒューマンエラーはあくまで「結果」であるため、その原因を正しく把握することが対策において重要です。しかし、原因を正しく分析できていなければ、それは対策にはなりません。正しい分析のためには、「なぜ」を繰り返す分析手法を活用することが推奨されます。
また、人間が関与する行為である以上、意図せずに起きた結果なのか、意識的にルール違反をした結果なのかを明確に区別することも重要です。ルール違反が原因の場合、そのルール違反がなぜ起きたのか、そのプロセスを分析し、「ルール違反が起きない環境・状況」を作ることが求められます。
人間はつい目先の結果にとらわれます。さらに、正しく分析することは非常に面倒な作業であるため、後回しにしがちです。しかし、結果にとらわれることなく、原因を正しく分析し、今後ヒューマンエラーが起きないように防止することこそが、ヒューマンエラー防止の重要な鍵なのです。
JALビジネスキャリアサポートの「ヒューマンエラー防止研修」
JALの整備現場には、新人からベテランまで多くのメンバーが在籍しており、全員が安全なフライトを実現するために日々ヒューマンエラー防止のフローを厳守しています。何か問題が発生した際には、徹底的な原因分析を行い、再発防止に努めています。さらに、人間が「間違える生き物」であることを前提に、日々の業務の中で「もっとこうした方が良い」と思うことを積極的に導入するカイゼン活動も行っています。
JALビジネスキャリアサポートの「ヒューマンエラー防止研修」では、JALの整備現場で培った「ヒューマンエラーの原因分析方法」や「カイゼン活動のやり方」を具体的なエピソードを交えて解説します。また、「人間は間違える生き物である」ということを頭と身体で体感しながら、具体的な防止手法を学んでいきます。そのため、若手社員から管理職まで、さまざまな階層の方が自分ゴトとして実践・取り組むことができる研修です。
内容 | 詳細 |
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はじめに |
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人間は間違える生き物 |
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エラーと原因の因果関係 |
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ルール違反の防止策 |
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カイゼン活動によるエラー防止 |
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まとめ |
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※実施案件により、カリキュラムの流れや内容が一部変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。