株式会社三菱UFJ銀行 さまの事例
異なる業界における知見が
自社の発想や選択肢の
拡大につながる。
研修で学んだことを受講者が
職場で実践できる理由とは。


株式会社三菱UFJ銀行 さま金融機関
1分でわかる!導入前の課題とその効果
- 導入前の課題
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- 昨今はビジネス環境の変化が激しく先が読みにくい時代となり、迅速に経営判断を行うことが求められる
- その環境下では、営業現場がより機動的・柔軟に対応できる組織やチームとなる必要があった
- カギとなる次長クラスを対象に、変化に迅速・柔軟に対応できるマネジメント力を育成したいと考えた
- 受講した研修詳細
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研修名:パイロットが実践 安全マネジメント研修
期間 :2023年1月
- 効果
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- 研修を経て学んだことを、受講者がそれぞれの職場で実践している声が届いている
- 研修実施前に抱いていた課題の解決は、こうした職場での実践を通じて解決に繋がっていく
研修を実施される前の状況を教えてください。
ビジネス環境の変化が激しい時代だからこそ、求められるのはチームビルディングとリーダーシップ
昨今は不確実性が高まり、ビジネス環境の変化が激しい時代になっており、我々のお客さまの経営課題も複雑化、高度化しております。また昔と比べて変化のスピードが早く、先が読みにくい中でも、迅速にさまざまな経営判断を行っていく必要がある時代だと認識しております。
そういったビジネス環境の変化、お客さまの経営課題に迅速に対応するには、営業現場がより機動的、かつ柔軟に対応できる組織・チームとなる必要があります。そして、営業現場を変革する鍵は、中間管理職の次長のチームビルディング、リーダーシップにあると考え、新たに次長向けの研修を策定したいと考えました。
そういったビジネス環境の変化、お客さまの経営課題に迅速に対応するには、営業現場がより機動的、かつ柔軟に対応できる組織・チームとなる必要があります。そして、営業現場を変革する鍵は、中間管理職の次長のチームビルディング、リーダーシップにあると考え、新たに次長向けの研修を策定したいと考えました。
そんな中、なぜ弊社の研修を導入いただいたのでしょうか?
JALの現場の知見は、一見金融とは関係なくとも、本質的には同じ
今回採用した研修は、理論だけでなく、JAL様が現場で日々積み上げられた実務に基づく研修であることに大きな魅力を感じました。例えば、実際に絶えず変化する状況に対してパイロットがレジリエンス(変化や困難を乗り越え適応する能力)を発揮しながら対処する点や、コックピットにて機長と副操縦士が互いの役割を理解・尊重し、意見を言い合いながら実際にチームビルディングをするという点は、一見金融とは関係ないように見えますが、本質的な部分は同じであり、他業界の現場から学ぶことが多いと感じました。
研修に対する、実際の受講者の方・ご担当者さま視点からの感想はいかがでしょうか?
現場で日々実践する講師だからこその発言は、責任感と説得力がある
人命を預かる責任、サービス品質に対するこだわりなど、JAL様の現場力の高さを肌に感じることができる研修で、受講者の満足度は非常に高いものでした。具体的には、「異なる業界が、自社と近しい場面の中でどのように対処しているのかを知ることで、発想や選択肢が広がり、自身の意思決定時の思考がシャープになった」「現場の危機管理やチームビルディングについての具体策として、実際の業務に役立つ」「互いの役割を認知し、助け合って一つのものを作るコミュニケーションに感銘を受けた」といった声を受講者からいただきました。
チームビルディングやリーダーシップに関する研修は世の中に多くあると思いますが、実際に現場で日々実践されている現役のパイロットの方のご発言は、責任感と実務に裏打ちされた説得力があり、この研修にしかない魅力だと感じました。
チームビルディングやリーダーシップに関する研修は世の中に多くあると思いますが、実際に現場で日々実践されている現役のパイロットの方のご発言は、責任感と実務に裏打ちされた説得力があり、この研修にしかない魅力だと感じました。
研修を経て、何か変わったことはありますか?
受講者がそれぞれの職場で実践している様子や声が届いている
研修をすることがゴールではなく、現場で実践することで初めて組織変革に繋がりますが、受講者からは「頻発していた事務的なミスに対して、研修で学んだとおりヒューマンエラーは起こるものとして再発防止を策定し、チームの指針として掲げることで各人がリーダーシップを発揮するようになった。特に日々発生するトラブルやイレギュラー事象への対処に活きている。」「部下とのコミュニケーションや指示出しの中でも、権威勾配や心理的安全性への意識や、普段から仕事以外の話を含めアイスブレイクをしていく重要性も学び、日々のチーム運営でも実践している。」という声が届いており、研修を経て学んだことを、受講者がそれぞれの職場で実践している様子が伺えます。
研修担当者として抱いていた「変化に柔軟かつスピーディーに対応できるマネジメント力を発揮できる次長クラスの育成」という課題は、この研修を通して受講者がそれぞれの職場で実践することで、解決に繋がっていくと考えております。
研修担当者として抱いていた「変化に柔軟かつスピーディーに対応できるマネジメント力を発揮できる次長クラスの育成」という課題は、この研修を通して受講者がそれぞれの職場で実践することで、解決に繋がっていくと考えております。
今後はどのような職場や組織にしていきたいと考えますか?
現場レベルで迅速かつ柔軟に対応できる組織への変革に取り組みたい
不確実性が高く、ビジネス環境変化が激しい時代において、我々銀行自身も企業文化の変革に挑戦し、意思決定のスピードを上げていかなければなりません。引き続き、人材育成を通じて、現場レベルで迅速、かつ柔軟に対応できる組織への変革に取り組んでいきたいと思います。