トップメッセージ

日本航空株式会社
代表取締役社長
グループCEO
鳥取 三津子
2025年5月
株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
コロナ禍を受け、財務基盤の再構築、事業構造改革、事業を通じた社会課題の解決などを目指し、2021年度に策定した5か年の中期経営計画については、これまで着実に遂行してまいりました。
2024年度通期の業績も、目標を達成し、EBITは1,724億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1,070億円となり、期末配当案を1株当たり46円、年間配当案を1株当たり86円といたしました。
現計画の最終年度となる2025年度に向けて、足元の経営環境の変化などを踏まえ、本年3月に、「中期経営計画ローリングプラン2025」を策定いたしました。経営目標の達成により現計画を完遂し、2026年度以降のさらなる成長へつなげてまいります。
2025年度の業績予想は、売上収益1兆9,770億円(前年比+7%)、EBIT 2,000億円(前年比+16%)EBIT 2,000億円、親会社の所有者に帰属する当期利益 1,150億円(前年比+7%)、継続的かつ安定的な株主還元のため、年間配当予想は1株当たり92円(内、中間配当46円。配当性向約35%)としております。
なお、資本性資金の調達により財務基盤を強化し、経営資源配分の自由度を高めることで、成長投資を促進するとともに、早期の自己株式取得を含む株主還元の拡充に努めてまいります。
JALグループは、社員一人一人の価値創造力を高め、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。