JALの歴史-沿革 1951年~
1951-1960
皆さまとともに歩んできたJALの創立からの歴史を年表形式で振り返ります。
1月17日- 日本航空(株)創立準備仮事務所設置(東京都中央区日本橋室町・日本貿易館理事室)。
- 3月31日
- 国内航空運送事業の免許を申請。
- 5月12日
- 運輸審議会、日本航空(総代:藤山愛一郎)を国内航空運送事業の適格者として運輸大臣に答申。
- 5月14日
- 第1回会社設立委員会開催(会長:藤山愛一郎、社長:柳田誠二郎決定)。
- 5月22日
- 国内航空運送事業の営業免許取得。日本航空輸送(総代:鈴木幸七)と合流。
- 6月15日
- 株式20万株(全体の10%)を公募。
- 7月31日
- 創立総会開催(取締役・監査役を選任)、取締役会開催(会長・社長・専務・常務取締役を選任)。
- 8月1日
- 日本航空(株)設立。資本金1億円、会長・藤山愛一郎、社長・柳田誠二郎、本社・東京都中央区銀座西。本社および東京営業所(東京都中央区銀座西8丁目1)開設。
- 8月15日
- 福岡支所および札幌出張所開設。
- 8月20日
- スチュワーデス1期生入社(15名)。
- 9月1日
- 大阪支所開設。
- 9月20日
- 社章制定。
- 10月11日
- 委託運航会社をJDAC(Japan Domestic Airline Company)からノースウエスト航空(NW)に変更し、NWと委託運航契約締結。
- 10月25日
- 戦後初の国内民間航空営業開始(国内路線開設)、1番機マーチン202型「もく星」号就航(東京=大阪=福岡)。
基本運賃・往復割引運賃・家族割引運賃設定。
スチュワーデス、1代目2号制服着用開始(冬服、色:エアフォースブルー、生地:紺霜降りギャバジン地、デザイン:門田 稔)。
国内線で機内食の提供を開始(紙箱入りサンドイッチ)。
- 10月26日
- 東京=札幌線開設。
- 11月1日
- 正規ダイヤによる運航開始(東京=札幌 1日1往復、 東京=大阪 1日3往復、東京=大阪=福岡 1日1往復)。
- 11月2日
- DC-4型機「てんおう星」号就航。
- 11月28日
- 第1回定時株主総会開催。
1月11日- 東京=札幌線の三沢寄港開始。
- 2月23日
- 団体割引運賃設定。
- 3月11日
- 名古屋出張所(名古屋市中村区笹島町)開設。
- 3月20日
- 東京=大阪線の名古屋寄港開始。
- 4月15日
- 東京=大阪=福岡線の岩国寄港開始。
- 4月18日
- 国際線運営計画を運輸省に提出。
- 5月26日
- 株主優待割引開始。
- 6月25日
- 郵便物運送委託契約を郵政省と締結。
- 7月1日
- 日本航空整備(株)設立(資本金5000万円、社長柳田誠二郎)[7月7日登記]
- 9月1日
- 社有1番機DC-4高千穂号、東京国際空港に到着
- 9月20日
- 社有1番機DC-4型「高千穂」号、東京=大阪=福岡線に就航。
- 10月13日
- パイロット要員11人、航空士要員2人、TALOA訓練所へ派遣決定
- 10月20日
- 航空法(7月15日公布施行)にもとづき、東京=札幌など6路線の路線免許をあらためて取得(8月30日 申請)。
- 10月24日
- 社有3番機DC-4十勝号(元NWのてんおう星号)を購入
- 10月25日
- DC-4型3機により自主運航開始(東京=札幌 1日1往復、東京=大阪 1日2往復、東京=大阪=岩国=福岡 1日1往復)。
- 10月25日
- マーチン202型機、路線から退役。
- 11月14日
- 不定期航空運送事業および航空機使用事業の免許取得。
- 12月8日
- 本社移転(東京都千代田区丸の内1丁目4、新丸の内ビル)。
- 12月21日
- 東京-マニラ間初の海外特別飛行(駐日フィリピン大使遺体送還)。
4月16日- 日本航空整備社員、航空工場検査員の資格初取得。1953年5月 初の一等航空整備士も誕生。
- 6月20日
- 日本人2名、航空士の資格初取得。
- 8月1日
- 日本航空株式会社法(日航法)公布・施行(7月24日 成立)。
- 8月4日
- 日本人パイロット要員1名、DC-4型機副操縦士の資格を初取得。
- 8月10日
- スチュワード1期生(10名)を採用。
- 10月1日
- 日航法にもとづく、日本航空(株)設立(資本金20億円、会長・原邦造、社長・柳田誠二郎)。従来の日本航空(株)は解散。
- 10月2日
- DC-6B型1番機「City of Tokyo」号、東京=札幌線に就航。
- 12月9日
- ニューヨーク営業所開設。
2月2日- 国際線開設にともない、スチュワーデスに新制服(伊東茂平デザイン、紺のタイトスカート)。
初の国際線となる東京=ウェーキ=ホノルル=サンフランシスコ線開設(DC-6B型機、週2往復、片道650ドル・23万4,000円)。
- 2月5日
- 東京=沖縄(那覇)線開設(DC-6B型機)。
- 2月22日
- 日航整備、わが国初のコンプリート・オーバーホール作業開始(DC4十勝号)〔6月7日完了〕
- 4月1日
- 国際線に「1等クラス」「ツーリストクラス(現在のエコノミークラス)」の2種類を設定。
- 6月1日
- 日本人要員5名、航空機関士の資格初取得(DC-6B型機)。
- 8月23日
- 昭和天皇・香淳皇后、日本航空機に初のご搭乗(札幌-東京間)。
- 10月23日
- 日本人2名、機長の資格初取得(DC-4型機)。11月2日 戦後初の機長・副操縦士ともに日本人による運航実現(東京-福岡)。
- 11月25日
- 東京=福岡線、直行便営業開始 (DC-6B型機使用)。
- 12月6日
- シカゴ営業所開設。
2月4日- 東京=沖縄(那覇)線を延長し、東京=沖縄(那覇)=香港線開設(DC-6B型機)。
- 3月18日
- 日本人要員2名、運航管理者の資格初取得。
- 12月7日
- 日本人要員1名、DC-6B型機長の資格取得(初の国際線機長)。
5月25日- 第1回社債5億円を発行(政府保証、DC-8型機の前渡金等に充当)。
- 9月13日
- 福岡=沖縄(那覇)線開設(DC-4型機)。
- 10月4日
- 香港線を延長して東京=香港=バンコク線を開設(DC-6B型機)。
- 12月5日
- 初の貨物専用臨時便を東京=サンフランシスコ線で運航(DC-4型機)。
7月20日- 東京=札幌線で割引深夜便「オーロラ」の営業開始(DC-4型機、以後1967年まで毎夏運航)。
- 9月6日
- ロンドン営業所開設。
2月12日- DC-7C型1番機「City of San Francisco」号、東京=ホノルル=サンフランシスコ線に就航。
- 5月8日
- バンコク線を延長して東京=香港=バンコク=シンガポール線開設(DC-6B型機)。
- 6月23日
- 皇太子殿下(上皇陛下)、日本航空定期便に初のご搭乗(東京-札幌間)。
1月26日- オペレイション・センター落成〔2月15日運用開始〕
- 5月2日
- 初の貨物専用定期便を東京=サンフランシスコ線で運航(DC-4型機)。
- 5月28日
- 東京=ホノルル=ロサンゼルス線を開設(DC-7C型機)。
- 6月27日
- 東京=アンカレジ=シアトル線を開設(DC-7C型機)。
- 7月30日
- 東京=台北=香港線開設(DC-6B型機)。
- 8月15日
- 国内線おしぼりサービス、国際線ハッピコート・ワゴンサービス開始。
- 10月12日
- 第15回IATA総会を主宰(議長は柳田社長、東京で開催)〔~10月16日〕
- 11月25日
- 東京=サンフランシスコ線貨物専用便(DC-4型チャーター機)に代わり、改造DC-6B型のセミカーゴ機就航。
3月- IATP(International Airlines Technical Pool)結成に参加。1961年3月 加盟。
- 4月1日
- エールフランス航空との共同運営で、北回り欧州線(東京=アンカレジ=ハンブルグ=パリ)営業開始(B707型機)。
- 6月3日
- 東京=香港線の大阪寄港開始。
- 8月12日
- DC-8型1番機「FUJI」号、東京=サンフランシスコ線に就航。ジェット機就航にあわせ、スチュワーデスの制服改定(デザイン伊東茂平/紺・金ボタン)。
- 8月18日
- DC-7C型機、国内線では初めて、東京=札幌線に就航。
- 9月22日
- 皇太子殿下(上皇陛下)ご夫妻の米国親善訪問のため、アメリカ特別飛行(「City of LosAngeles」号)。 ~10月7日
- 10月1日
- 東京=サンフランシスコ線に貨物専用便就航(DC-6B型機、週2往復)。
- 10月21日
- 昭和天皇・香淳皇后、熊本国体ご臨席のためジェット機(DC-8型機)に初のご搭乗(東京-福岡間)。
- 11月2日
- DC-8型機、東京=香港線(直行)に就航。
- 11月12日
- 皇太子殿下(上皇陛下)ご夫妻の親善旅行のため、アジア・アフリカ特別飛行(「City of Osaka」号)。 ~12月9日