制服の歴史-JAL客室乗務員
キャビンアテンダントの制服をはじめ、さまざまなユニフォームを
創立時からさかのぼってご紹介いたします。
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初代1号制服(夏服)クリックで開く
色はシルバーグレー、生地は英国製トロピカルで襟あり。
上着左胸の外付けポケット上部にJALの胸章。スカートは膝下15cmで横に小さなスリット。帽子は天井なし。
デザイナーは門田 稔さん。(羊屋社長)1951年8月- 日本航空(株)設立、資本金1億円
- DC-3型機「金星」号(フィリピン航空から賃借)で、披露・招待飛行を実施
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初代2号制服(冬服)クリックで開く
戦後初の国内民間航空営業開始に伴い制服を改定。
色は紺(エアフォースブルー)で生地は紺霜降りギャバジン地。襟あり上着、両袖に濃紺の一本線、3個の金属ボタン、左胸の切りポケット下部に胸章。スカートは前に大きなスリット、帽子は天井付きで左前部に銀色の翼。
デザイナーは門田 稔さん。1951年10月- 戦後初の国内民間航空営業開始(東京=大阪=福岡)
1953年10月
- 日航法にもとづく、日本航空(株)設立(資本金20億円、日本航空(旧)解散)
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初代3号制服(夏服)クリックで開く
色は薄いブルーグレー、両袖にライトグレーの一本線、生地と同系色のボタン3個、左胸の切りポケット下部に胸章。スカートは前にスリット。帽子は天井付きで左前部に銀の翼。
デザイナーは門田 稔さん。1953年8月- スチュワード1期生入社
1953年9月
- DC-6B型機 1番機City of Tokyo号、羽田に到着
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2代目制服クリックで開く
1954年2月2日の国際線開設を記念して制服を改定。
色は紺(ネイビーブルー)、襟なし上着、左胸ポケット下部に胸章、スカートはタイトで前スリット、帽子は天井付きで左前部に銀の翼、2代目制服からは夏冬兼用。
デザイナーは伊東 茂平さん。1954年2月- 初の国際線開設(東京=ウェーキ=ホノルル=サンフランシスコ)
1956年12月
- 初の貨物専用臨時便を東京=サンフランシスコ線で運航
1959年5月
- 初の貨物専用定期便を東京=サンフランシスコ線で運航(DC-4型機)
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3代目制服クリックで開く
日本で最初のジェット旅客機ダグラス DC-8型機の就航を機に制服を改定。色は紺(ロイヤルブルー)、襟なし上着、胸ポケットなし、4個の金ボタン、胸章あり。当時の牛乳配達員がかぶっていたような帽子。
(1961.12にターバン型の帽子に変更)
デザイナーは伊東 茂平さん。1960年8月- DC-8型ジェット機サンフランシスコ線就航
1966年6月
- ザ・ビートルズが日航機で来日し武道館で公演
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4代目制服クリックで開く
世界一周線開設を機に制服を改定。色はスカイブルー、着物のように前を打ち合わせた上着で2つボタン。ポケットはフラップ付きで、右胸に真珠で縁取られた鶴丸のブローチ。ブラウスは丸首。
スカートは後ろスリット。帽子はお椀形で正面に鶴丸の帽章。
デザイナーは森 英恵さん。1967年3月- 世界一周路線を開設
1970年3月
- モスクワ経由パリ線自主運航開始(東京=モスクワ=パリ)
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5代目制服クリックで開く
ボーイング 747型ジャンボジェット機就航を機に改定。紺のミニスカートワンピースに幅広の赤いベルト、左胸ポケットにJALの刺繍。前ボタンタイプから後ろジッパータイプとなり初めてスカーフが導入された。
デザイナーは森 英恵さん。1970年7月- ボーイング747型ジャンボジェット機就航
1972年10月
- カンカン、ランラン2頭のジャイアントパンダ空輸のため特別便を運航
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6代目制服クリックで開く
紺のワンピースに6個の金ボタン、バックル付きの赤いベルト、左胸ポケットのフラップにJALの刺繍。あご紐付きのツバあり帽子で、長袖ボディシャツは3種類(赤と白のしま、紺と白のしま、紺無地)。
デザイナーは森 英恵さん。1978年5月- 新東京国際空港(成田)開港
1986年4月
- 欧州直行便就航
1987年11月
- 完全民営化
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7代目制服クリックで開く
完全民営化を機に改定。色は紺色、胸章付きの上着はミリタリー調ダブルスーツでウエストが絞られている。タイトスカート、ストライプ入りブラウスにリボンタイプのスカーフ。帽子は幅広で縁ありお椀形、鶴丸がはばたくデザインの帽章つき。
デザインは本井 重信さん。(一般公募)1990年4月- ボーイング747-400型機が就航
1994年6月
- JALスーパーリゾート・エクスプレス・サービスを、ホノルル線で開始(太平洋楽園計画、リゾッチャ)
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8代目制服クリックで開く
「お客さまにより親しみを感じていただけること」「個人のセンスを活かしつつも統一した美しさがあること」「気品に満ちていること」がコンセプト。エグゼクティブクラスのサービス「SEASONS」の導入に合わせて改定。色はミッドナイトブルー、上着はシングルスーツに4個の金ボタンと4個の外ポケット。先任はベージュのダブルスーツ。帽子は廃止された。
デザイナーは稲葉 賀恵さん。1996年10月- JALエグゼクティブクラス「SEASONS」誕生
- スチュワーデスからフライトアテンダントへ呼称変更
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9代目制服クリックで開く
JAL・JAS経営統合を機に改定。
上着はシングルスーツに3個の金ボタン、襟あり。
スカーフは3種(ピンク・ブルー・グリーン)、先任客室乗務員のスカーフは2種(紺地に白、白地に紺)。
デザイナーは稲葉 賀恵さん。2004年4月- 日本航空と日本エアシステム経営統合
2007年12月
- JAL国内線「ファーストクラス」導入
2013年1月
- JAL国際線SKY SUITE 777(全クラスに新シート)を就航
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10代目制服クリックで開く
ジャケットはシングルスーツで金の2つボタン。襟と後ろのフレアプリーツはブランドカラーの赤で鶴をイメージ。ワンピースを採用。ベルトには鶴丸ロゴ。エプロン廃止。先任のジャケットは白。スカーフは、会社・職位ごとに異なる。
デザイナーは丸山 敬太さん。2019年9月- エアバスA350-900型機就航
2020年3月
- オリンピック聖火輸送
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11代目制服クリックで開く
コンセプトはハイブリッドビューティー。ワンピースにシフォンのバルーンスリーブを採用。ウエスト部分はリブ編みで動きやすく。初のパンツスタイルも導入。ワンピースとパンツスタイルは選択できる。先任のジャケットは白。エプロン再導入。
スカーフは、会社・職位ごとに異なる。
デザイナーは江角 泰俊さん。2021年6月- 国産SAF2種類を同時に搭載した初めてのフライトを実施
2024年1月
- エアバスA350-1000型機就航