理念・ビジョン
JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客さまに最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。
安全とは、命を守ることであり、JAL グループ存立の大前提です。
私たちは、安全のプロフェッショナルとしての使命と責任をしっかりと胸に刻み、知識、技術、能力の限りを尽くし、一便一便の安全を確実に実現していきます。
価値創造ストーリー
この実現に向けて、ESG戦略を軸とする「2021-2025年度JALグループ中期経営計画」を、 全社員一丸となって遂行します。
Our Purpose
多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う、心はずむ社会・未来を実現し、世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループを目指します。
Our Vision
世界が大きく動き、社会の価値観が変化していく中、JALグループは、社会とグループにとって普遍の価値である「安全・安心」と「サステナビリティ」を未来への成長のエンジンとした「JAL Vision 2030」を今後のあるべき姿としています。
私たちJALグループは、これまでに培ってきた強みを原動力に、ステークホルダーの皆さまとともに「JAL Vision 2030」を実現します。
経営戦略
中期経営計画ではESG戦略を経営戦略の最上位に据え、サステナブルな人流・商流・物流など新たな社会価値を創出していきます。「移動」と「つながり」のチカラで日本と世界中の国々が直面している社会課題の解決に注力することで、中長期的な成長を目指します。
ESG戦略
JALグループは、2030年に向けた成長戦略として、ESG戦略を最上位の戦略と位置づけています。直面する社会の重要課題に対して、「移動」を通じた「関係・つながり」の創造で向き合うとともに、持続的に社会的・経済的価値を創出し、企業価値の向上を図ります。
事業戦略
ESG戦略を推進するための事業戦略として、事業構造改革、DX戦略、人財戦略(人的資本経営)、GX戦略を推進します。
ESG戦略の推進により事業ポートフォリオを再構築し、4つの事業領域において、事業を通じて社会課題の解決に取り組むことで、収益構造を変化させながら、中長期的な利益成長を実現します。2025年度には約半分の利益をLCC事業領域およびマイル・ライフ・ インフラ事業領域で計上することを計画しています。
財務戦略
コロナ禍が収束を迎え、航空需要が回復する中、リスク耐性の強化を図るとともに、持続的な成長に向けた取り組みを加速させます。資産投資に加えて、E S G 戦略や人的資本経営を推進するための費用をコストではなく「将来のJ A Lを支えるためのE S G 投資」と捉え、積極的に経営資源を配分します。そして、業績の回復に伴い、コロナ禍でご支援いただいた皆さまへの株主還元を徐々に拡大していきます。
Our Strength
1951年の創業以来の挑戦と革新の積み重ね、また、経営破綻や事故から得た教訓などを通じて培われた3つの強みは、将来にわたる持続的な成長を図る上でのJALグループの財産です。
人財基盤
社員一人ひとりがプロフェッショナルとしての意識を持ち、JALグループの一員として一致団結して業務を遂行する中で蓄積された人財基盤
グループに集う一人ひとりの人財と、企業理念・JALフィロソフィをはじめとした方針・考え方、蓄積されたノウハウ・スキルなど
顧客基盤
JALグループを ご利用いただいてきたすべてのお客さまとのつながりからなる顧客基盤
マイレージプログラムや会員組織、蓄積されたデータ、これまでJALグループをご利用いただいたすべてのお客さまとのつながり
財務基盤
収益性を重視した 着実・堅実な経営により構築した、 世界の航空会社でも屈指の強固な財務基盤
JALグループの財務状況そのものと、経営資源の配分やコストマネジメントに関する厳格な規律、株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆さまとのつながり