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部門別採算制度

部門別採算制度は、アメーバ経営をベースとして、「経営者人財の育成」「先行経営」「全員参加」などの強みを有し、JALグループ社員全員が会社経営に関わる数字と向き合い、利益の最大化を図る経営管理システムです。
JALフィロソフィの実践とともに、部門利益の最大化のみならず、全社(全体)最適での利益を追求し、企業理念の実現を目指します。

部門別採算制度の概念図

永続的発展に寄与する人財の育成

部門別採算では各組織のリーダーが自組織の収支責任を負っています。彼らは意思を込めた組織目標を策定し、組織メンバー全員を巻き込んで、目標達成を果たすことを通じて経営者経験を積みます。この取り組みが経営者人財の輩出を実現します。

強みを活かして事業構造改革を実現

毎月フルサービスキャリア事業/LCC事業/マイル・ライフ・インフラ事業の収支予測を策定し、その予測をもとに収支最大化に向けた打ち手を検討・実行します。また、全役員参加のグループ業績報告会では、各事業が策定した収支予測と打ち手について議論を重ねます。コロナ禍において議論の中心であったコストマネジメントに加えて、足元の経営環境の変化をふまえた収入最大化の実現を議論の軸とし、年度収支計画の達成、事業ポートフォリオの再構築に向けて参加者全員で知恵を出し合います。このように先行経営と全員参加の強みを活かし、各事業の成長を実現することで、JALグループの持続的な成長へつなげていきます。

収支改善への貢献

部門別採算の取り組みは、コロナ禍において強い力を発揮しました。各組織のリーダーが主導し、毎月最新の需要動向をふまえた収支予測を策定、急激な収入減に対応した適切なコストマネジメントを行いました。またこの収支予測を、役職や年次を問わず組織のメンバーが集う、部門別ミーティングにおいて共有し、各組織が有するリソースを活用した新規事業の立案など、収支改善施策を組織全員で考え、実施しました。このように各組織ごとに本制度の強みを活かした取り組みを継続し、グループ全体での収支改善を実現しました。

現場で毎月行われている部門別ミーティングの様子

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