トップメッセージ

日本航空株式会社
代表取締役社長執行役員
赤坂 祐二
2022年10月
ESG戦略を経営戦略の軸に
大きな時代の転換期に、人々の価値観が大きく変わる中、JALグループは、航空の分野にとどまらず、社会課題の解決・変革をリードし、事業を通じた持続可能な社会の実現を目指しています。
2030年に向けた「JAL Vision 2030」では、自らの手で「安全・安心な社会」と、「サステナブルな未来」を創ることを掲げ、ESGを経営戦略の軸に据えて取り組んでいます。従来の「量」や「規模」の増大ではなく、「企業価値の向上」を改めて成長と定義し、ESGの視点で商品サービスやビジネスモデルを大きく転換していきます。
JALグループのESG戦略は、「社会課題を解決することで、サステナブルな人流・商流・物流を創出する」ことにあります。航空会社の強みである、場所や時間の壁を飛び越える力を活かして人々の交流や相互理解に貢献し、多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う、心はずむ社会・未来を創造し、持続的に需要を生み出していきます。
そのために、環境・人・地域社会・ガバナンスの4つの重点領域を定め、22の重点課題に目標を設定し、全社員一丸となって取り組むとともに、SDGsの17ゴール・169ターゲットの達成にも貢献してまいります。