制服の歴史-JAL地上職
JAL地上職のユニフォームを創立時からさかのぼってご紹介いたします。
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初代制服クリックで開く
1966年に初めて空港スタッフ(グランド・ホステス)を採用。3代目の客室乗務員と同じ制服を着用。色は紺(ロイヤルブルー)、襟なし上着、胸ポケットなし、 4個の金ボタン、胸章あり。帽子はターバン型でひだが一重。
デザイナーは伊東 茂平さん。1966年6月- ザ・ビートルズが日航機で来日し武道館で公演
1967年3月- 世界一周路線を開設
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2代目制服クリックで開く
スカイブルーとネイビーブルーがすっきりデザインされたワンピーススタイル。夏用・冬用があり、寒い日のためにマントも用意されていた。
デザイナーは森 英恵さん。1970年3月- モスクワ経由パリ線自主運航開始(東京=モスクワ=パリ)
1970年7月- ボーイング747ジャンボジェット機就航
1972年10月- カンカン、ランラン2頭のジャイアントパンダ空輸のため特別便を運航
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3代目制服クリックで開く
鶴柄プリントのブラウスを採用。事務スタッフは紺と白。旅客スタッフは紺と赤、貨物スタッフはワイン色が基調になるなど、色調によって各職種を識別できるのが特徴。
ブレザー、ブラウス、スカート、パンタロン、オーバーコートを自由に組み合わせることができる。
デザイナーは森 英恵さん。1978年5月- 新東京国際空港(成田)開港
1986年4月- 欧州直行便就航
1987年11月- 完全民営化
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4代目制服クリックで開く
色は、キリッとしまった濃紺。ツートンカラーの帽子とスリットが入ったタイトスカート。上着はウエストを絞ったスタイル。カーディガンもあり。パンツスタイルもあった。
デザイナーは島田 順子さん。1990年4月- ボーイング747-400型機が就航
1994年6月- JALスーパーリゾート・エクスプレス・サービスを、ホノルル線で開始(太平洋楽園計画、リゾッチャ)
1996年10月- JALエグゼクティブクラス「SEASONS」誕生
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5代目制服クリックで開く
コンセプトは「日本の伝統と誇り、空への想い」。
ジャケットには礼服に用いられた「菱紋」を織り込み、スカーフには「青海波紋」を取り入れ海と空の向こうに広がる幸福を表現。
パンツスタイルもあった。2004年4月- 日本航空と日本エアシステム経営統合
2007年12月- JAL国内線「ファーストクラス」導入
2013年1月- JAL国際線SKY SUITE 777(全クラスに新シート)を就航
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6代目制服クリックで開く
客室乗務員と同じデザイナーによる制服開発は初。ジャケットは八分袖、シャツは半袖、七分袖の2タイプで、色はピンクとブルーの2色。ラウンジ用のジャケットは、明るく華やかなオフホワイト色で桜の刺繍入り。デザイナーは丸山 敬太さん。
2019年9月- エアバスA350-900型機就航
2020年3月- オリンピック聖火輸送
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7代目制服クリックで開く
2代目制服以来のワンピーススタイルを導入。構築的で現代的な美しいシルエットでありながら、動きやすさを追求。大判を整形したロングタイプのスカーフはデザイナーの手書きによる花を約20色の色づかいで満開にあしらわれている。スカーフは、自由な結び方ができるようになっている。デザイナーは江角 泰俊さん。
2021年6月- 国産SAF2種類を同時に搭載した初めてのフライトを実施
2024年1月- エアバスA350-1000型機就航