トップメッセージ

日本航空株式会社
代表取締役社長執行役員
赤坂 祐二
2022年10月
持続的な成長・発展に向けて
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。JALグループは、1951年の創業以来70年以上にわたり、社会インフラ・ライフラインとして国内線・国際線の航空輸送ネットワークを構築してまいりました。今般、新型コロナウイルス感染症により経営環境が大きく変化するなか、安全・安心な社会と、持続的な未来を創る決意を「JAL Vision 2030」に込め、2021-2025年度 中期経営計画に則った歩みを着実に進めております。
現在、取組んでいる経営課題は大きく3点あります。1つ目は、早期に業績の回復を果たし、足許の経営を安定化すること。2つ目は、事業構造改革を推進・加速し、中期的にリスク耐性と収益性の向上を図ること。そして、3つ目は、ESG戦略を経営の軸に据えて推進し、長期的に企業価値の向上を実現することです。
JALグループの強みである、「人財基盤」「顧客基盤」「財務基盤」を最大限に活かして、これらの経営課題を確実にクリアしてまいります。また、これまでに培ってきたゆるぎない安全文化とJALフィロソフィという共通の価値観を「ESG」に収斂させ、新しい価値創造の原動力にしてまいります。
多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う、心はずむ社会・未来を創造し、すべてのステークホルダーの皆さまから「世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループ」となることを目指して、全社員一丸となって進んでまいります。