トップメッセージ

日本航空株式会社
代表取締役社長
グループCEO
鳥取 三津子
2026年3月
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2025年は訪日外国人旅行者が4000万人を超え、私たちに活気や新たな価値観をもたらしてくれました。また、大阪・関西万博の開催により、革新的な技術に触れ未来の暮らしを身近に感じるとともに、海外の人々とのつながりをこれまで以上に深めることができました。デジタルが広がる世の中でもリアルな体験の素晴らしさを改めて実感する機会となりました。
また、行政指導を複数回受けた事実を重く受け止め、グループ全体で再発防止策を徹底し、安全の層をさらに厚くしていく決意を新たにいたしました。
そして私たちはこのたび、2035年を見据えた新たな成長戦略「JALグループ経営ビジョン2035」を策定しました。これまでの5ヵ年計画という枠組みを越え、10年後の「ありたい姿」と、そこに至る成長の道筋を描きました。私たちが目指すのは、地域や国、世代を超えて人と人との心はずむつながりが広がる社会―「Sustainable Well-being Future」です。
2026年度は、この「ありたい姿」の実現に向け、最初の一歩を踏み出す重要な年となります。現在、円安や物価高、環境対応に伴うコスト上昇に加え、人材不足や地政学リスクの常態化といった課題が顕在化しており、不透明感の高い環境が続いています。一方で、人流・物流の力強い成長や技術革新による新たな可能性など、未来に向けた明るい兆しも着実に見え始めています。環境変化に対して機動的かつ柔軟に対応しつつ、事業ポートフォリオ変革を推進し、社会価値の創出、グループの成長を実現いたします。
私たちはグループの存立基盤である「揺るぎない安全」を未来へと継承しつつ、皆さまと共に、全社員一丸となって新たな価値を創ってまいります。
JALグループ機内誌「SKYWARD」
社長挨拶より
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