部門別採算制度
部門別採算制度は、「アメーバ経営」をベースとし、「経営者人財の育成」「全員参加」「先行管理」などの強みを有し、JALグループ社員全員が会社経営に関わる数字と向き合い、利益の最大化を追求する経営管理システムです。
JALフィロソフィの実践とともに、全社(全体)最適での利益を追求し、企業理念の実現を目指します。

全員参加型経営
部門別採算制度は、「アメーバ経営」をベースとし、「経営者人財の育成」「全員参加」「先行管理」などの強みを有し、JALグループ社員全員が会社経営に関わる数字と向き合い、利益の最大化を追求する経営管理システムです。
JALフィロソフィの実践とともに、全社(全体)最適での利益を追求し、企業理念の実現を目指します。したのがJALグループ共通のフォーマットである「採算表」であり、この「採算表」を用いて経営状態を可視化することによって、全社員が同じ目線で組織の経営状況を把握しています。また、本制度では各組織のリーダーがそれぞれの収支責任を負っています。リーダーは策定した計画値の達成のため、組織全員と共に経営サイクルに取り組み、目標を達成することを通じて経営者経験を積みます。この経験が次世代の経営者人財の育成につながります。
2024年度からは、事業セグメント別収支の明確化・事業ポートフォリオ経営の推進を目的として、空港、運航などの組織単位での経営管理だけでなく、事業セグメントごとの経営管理にも部門別採算の経営サイクルを取り入れることとしました。事業セグメントごとの収支予定・見通し値を策定、それを元に事業の責任者が中心となって関連の組織を巻き込みながら、部門を横断した収支最大化に向けた打ち手を検討します。全役員参加のグループ業績報告会では、各事業の収支状況と打ち手について議論を重ねます。「売上は最大に・経費は最小に」を大原則として、各事業の年度収支計画の達成に向けて参加者全員で知恵を出し合い、事業ポートフォリオ経営を推進しています。部門別採算制度の強みを生かし、各事業セグメントの成長を実現することで、事業構造改革の推進に貢献し、JALグループの持続的な成長へつなげます。