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航空事故・重大インシデントの概要とその対策

過去に発生した事例と、その後の対策をご説明します。

2024年度

航空事故

航空機の運航によって発生した人の死傷(重傷以上)、航空機の墜落、衝突または火災などの事態が該当し、国土交通省が認定します。

日本航空774便の揺れによる客室乗務員の負傷

概要

2024年4月1日、日本航空774便(メルボルン空港発 成田空港行)において、降下中の突然の揺れにより、客室乗務員が骨折し、同年4月2日に国土交通省航空局より航空事故に認定されました。
なお、お客さまにお怪我はございませんでした。

原因究明など

本件は、国土交通省運輸安全委員会にて原因究明などの調査が実施されています。
JALグループは同機関の調査に全面的に協力してまいります。

日本航空022便の揺れによる客室乗務員の骨折

概要

2024年9月4日、日本航空022便(北京首都国際空港発-東京国際空港行)において、巡行中の突然の揺れにより、客室乗務員が肋骨を骨折し、翌9月5日に、国土交通省航空局より航空事故に認定されました。なお、お客さまにお怪我はございませんでした。

原因究明など

今後、調査の方針が確定され次第、当社は担当調査機関の調査に全面的に協力してまいります。

日本航空068便の地上走行中における他機との接触

概要

日本時間2025年2月6日、日本航空068便(成田国際空港発 シアトル・タコマ国際空港行)が着陸後、駐機場に向けて走行中、右主翼が他社機の尾翼と接触し、同日、NTSB(National Transportation Safety Board)より航空事故と認定されました。
なお、当社機に搭乗していたお客さまや乗務員に負傷はありませんでした。

原因究明など

本件は、今後NTSBにて原因究明などの調査が実施されます。
JALグループは同機関の調査に全面的に協力してまいります。

重大インシデント

航空事故には至らないものの、事故が発生するおそれがあったと認められるもので、滑走路からの逸脱、非常脱出、機内における火災・煙の発生および気圧の異常な低下、異常な気象状態との遭遇などの事態が該当し、国土交通省が認定します。

スプリング・ジャパン407便着陸滑走路への地上車両の進入

概要

2024年11月28日 スプリング・ジャパン407便(貨物機)が着陸許可を受けた滑走路に地上車両が進入する事例が発生しました。その後、同機は当該車両が滑走路外へ離脱したことを目視確認し、安全に着陸しました。機体や積載貨物に損傷はなく、乗員にも怪我はございませんでした。本事例は、「航空法施行規則第166条の4(重大インシデント)に掲げる事態」に該当するとして、国土交通省航空局により、重大インシデントと認定されました。

原因究明など

本件は、国土交通省運輸安全委員会に原因究明などの調査が委ねられています。JALグループは同機関の調査に全面的に協力してまいります。

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