環境マネジメント
基本的な考え方
JALグループは環境課題解決のための重要項目を特定し、それを基に「JALグループ環境方針」をまとめています。環境方針に基づき、中長期の視点に立って環境目標を設定し、その達成に向けて、さまざまなステークホルダーと協働して取り組みます。また、社員の自らの業務活動が環境に与える影響を理解するために適切な教育・研修を推進します。
推進体制と環境マネジメントシステム
JALグループは、JALグループ環境方針に基づき、環境管理規程を定め、環境マネジメントシステム(EMS)を構築・運営しています。このEMSに基づき、事業の環境活動に関わる法令・その他ルールの遵守、環境負荷低減(廃棄物、水・エネルギー使用をモニターするなど)ならびに汚染の予防に努めるとともに、環境目標の達成を目指します。重要な環境目標はJALグループが取り組む8つの重要課題(マテリアリティ)に整理し、自らの事業が環境に与える影響と開示した取り組みの成果を定期的に評価し、取り組みに反映をしていくPDCAを実践することで、継続的な改善に努めます。また、環境内部監査を毎年実施してシステムの適合性や遵法性の確認、目標の達成状況を確認します。内部監査はJAL各本部を対象に毎年、グループ会社を対象に3年に一度実施し、その結果をマネジメントレビューにつなげ、継続的改善を図ります。なお、機内食を提供するジャルロイヤルケータリング株式会社は、2021年にISO14001を取得し、2024年現在も認証を継続しています。
なお、JALグループはSDGs達成に向けた持続可能性に配慮した健全なサプライチェーンの構築を目指しており、2019年7月に改訂した「JALグループサプライヤー行動規範」において、「環境方針」「行動計画」と同様の取り組みをお取引先さまにご依頼し、内容について確認したことを証する確認書の回収を進めています。
ビジネスパートナーに対しては、環境保全の内容を含むJALグループ行動規範「社会への約束」を順守するよう契約書に定めています。投資時のデューディリジェンスやM&Aの際にも、相手企業に対して環境方針や環境管理規程の共有や働きかけをしています。
推進体制
会議体
環境マネジメントシステムにおける各担当の主な役割と責任
環境に関連する違反件数・罰金額・環境債務
環境投資およびリターン
環境に関連する資本投資・費用、リターン
エコ・ファーストの約束
2010年5月17日、JALグループはエコ・ファースト企業に認定されました。
エコ・ファースト制度は、環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業(業界における環境先進企業)であることを環境大臣が認定する制度です。私たちはエコ・ファースト企業として次の「エコ・ファーストの約束」を宣言しています。
JALグループは社員一人ひとりが、これまで以上に、率先してエコ活動に取り組んでいきます。そして、エコを通じてお客さまに「うれしい」を感じていただけるよう活動していきます。
第三者保証の取得
第三者保証に関しては、以下をご覧ください。
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