このページの本文へ移動

サステナブル・チャレンジフライトで行くニューヨーク(2023.09.14-20)

JALグループは、「みんなで行こう、サステナブルな未来へ。」を合言葉に、昨年11月に実施した東京(羽田)-沖縄(那覇)線のチャーターフライトの第2弾として、9月14日(木)~20日(水)の1週間、羽田発ニューヨーク行きのJL6便にて、サステナブル・チャレンジフライト(以下本フライト)を運航しました。
多くの企業や自治体の皆さまとのパートナーシップを大切に、JALグループはこれからもサステナブルな社会の実現を目指し取り組んでまいります。

サステナブルチャーターフライトメインビジュアル

本フライトでの取り組み

CO2排出量削減

SAF(持続可能な航空燃料)の活用

獣脂からできたSAFを、全燃料搭載量の約11%を使用しています。
日本で初めて、輸入したニートSAF(純粋な混じりけのないSAF)を、日本国内でジェット燃料に混合し飛行機に使用。全燃料の約11%のSAFを使用することで、フライトの約9%に相当するCO2排出量を削減しました。

カーボンクレジットの活用

CORSIA*のパイロットフェーズにおいて有効なクレジットを使用し、SAFや運航の取り組みとあわせてカーボンニュートラルを目指して運航しました。

*CORSIA (Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation):国際線においてCO2排出量の基準値(ベースライン)超過分に対して排出権の購入などを義務づける制度

地上におけるCO2排出量削減の取り組み

空港で働くさまざまな車両からもCO2が排出されています。
本フライトでは、電動のトーイングトラクターを使用し、空港におけるCO2排出量も削減しました。

限られた資源の有効利用

サステナビリティに配慮したさまざまな機内サービス品をお楽しみいただきました。

使い捨てプラスチックの削減

本フライトでは、ヘッドホン、毛布、リラクシングウェアの包材を再生プラスチックに変更。
一部クラスでお渡ししているスリッパはプラスチック製から植物繊維の麻(ジュート)を使用したもの、歯ブラシは、柄の部分をプラスチック製から竹製へ変更したものをご提供しました。
また、マットレスには使用済みのマットレスを水平リサイクルした「エアファイバー」を使用するなど、リサイクル製品の活用にも取り組みました。

また、本フライトだけでなくJAL国際線においては、紙コップの蓋やエコノミークラスのお食事の容器に紙製、小鉢の蓋に再生プラスチック製のものを使用するなど、すべてのフライトでサステナビリティに配慮した取り組みを進めています。

アップサイクル

JALのラウンジでご提供したコーヒーの、抽出後のコーヒー粉を活用し、アップサイクルの取り組みを進めています。
抽出後のコーヒ粉に加え、べ―スに酒粕を蒸留した「粕取り焼酎」を使用することで製造工程でのCO2排出量の削減にもつながり、CO2eを28%削減することができました。
「ReFLY」は、2023年11月1日以降、羽田空港および成田空港国際線「JALファーストクラスラウンジ」内の「JAL's Salon」、ならびに羽田=ニューヨーク線のビジネスクラスでもご提供いたします。

サステナブルな機内食

規格外の食材や「未来の食材50」の活用など、サステナブルな機内食をお楽しみいただきました。

アクセシビリティ

空港におけるスペシャルアシスタンスカウンターでのご案内や機内でのアクセシビリティ関連社内資格を有する客室乗務員のおもてなしなどで、全てのお客さまに安心してご旅行をお楽しみいただきました。

DEI推進

誰もが輝ける社会の構築を目指し、エコノミークラスでご提供する機内食のスリーブ(紙帯)に、株式会社ヘラルボニーと契約する知的障がいのあるアーティストが描いたアートを採用しました。当日は、さまざまなバックグラウンドを持ったスタッフがお客さまをお迎えしました。

地域活性化

本フライトでは、日本各地の地域産品を機内食や機内販売を通じてお楽しみいただきました。また、国内線で着用している「縁(ゆかり)都道府県バッジ」を着用した客室乗務員との会話を通じて、お客さまに日本各地の魅力を感じていただくことができました。

お客さまにご協力いただけること

CO2排出量削減

お一人さまあたりお荷物を10%を減らしていただくと、一便あたり1トンものCO2排出量が削減できます*
他にも、ご搭乗の前にお手洗いに行く、お飲み物を到着後にご購入いただくなど、機体の重量削減にご協力いただくと燃料の使用を減らすことができ、CO2排出量の削減につながります。
また、定時に飛行機が出発できると、最適なルートで運航することができ、CO2排出量を削減することができます。

*満席のボーイング777型機(羽田ーニューヨーク片道)において、お客さまがお預けになれるお荷物を最大量までお持ちになる場合

ページの先頭へ移動