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Date
DEC - 2023
Category
Experience

国際線ビジネスクラス機内アメニティオリジナルポーチ全6種にアートを起用

2023年12月からのJALの国際線新機材A350-1000導入に合わせて、ビジネスクラスで提供される機内アメニティキットにヘラルボニーの契約アーティストの作品で彩られたオリジナルポーチが登場しました。

国際線ビジネスクラスには、6名のアーティストの作品を起用したオリジナルポーチ全6種類(2タイプ×3柄)を提供。また、内容品を包む袋には紙を使用するなど、新規石油由来プラスチックからの脱却を深化させました。

///About

提供期間:
2023.12.01-
対象路線:
A350-1000運航便(ニューヨーク線)。他機種にて運航するヨーロッパ、アメリカ(ハワイ・
グアム線を除く)、カナダ、オーストラリア線にも順次展開。
005
ヘラルボニーの契約アーティストの作品で彩られたオリジナルポーチ
  • ///ARTIST 001

    「タイトル不明」

    藤木 敦仁/やまなみ工房/滋賀県

    行き交う車を指さし「ニッサン?」「ホンダ?」と問いかける。支援員の名前や、自分の好きな食べ物を繰り返し確認する。言葉のやり取り一つ一つが彼にとっては他者との接点を持つ手段となる。問いかけに対しての答えが言葉遊びとなり、また相手の思いや様子を確認するための彼には大切なコミュニケーション手段なのである。その関わりの延長線上に創作活動がある。常に支援員との会話を楽しみながら繰り返し作品制作は行われる。自分が好む自動車や食べ物、人物を言葉にして確認しそれを絵に起こす。彼の表現から生まれるものは全て慈しむ想いが込められた作品となる。

  • ///ARTIST 002

    「無題」

    渡邊 富弘/さふらん生活園/愛知県

    さふらん生活園在籍。自由と旅をこよなく愛する人。オイルパステルを親指で擦り付けながら一本線を引いてゆく。何かに導かれるように色を選び、時に力強さを持って表現する。製は無心にもみえるが微笑みを湛えつつ描く。 速い乗り物が好きなこともあり、そのスド感を反映しているかと感じる絵で、「おわり!」の一言がその作品の終着点となる。

  • ///ARTIST 003

    「青春のバラード」

    森 啓輔/希望の園/三重県

    12歳の時アトリエで制作を始め、17歳から油彩画を描き続けている。施設に収蔵されてい大なレコードジャケットの中から、心惹かれた「カッコイイ」1枚を選んで描く。F100号な大型作品を描くこともある彼だが、20分かけて色を作り、40分かけて20㎝の線を描く、そこには膨大な時間が塗り込まれている。特徴的な明暗の際立つ色彩構成は、師である理事長の助言から着想を得て確立した。毎朝早くから制作を始める彼は、アトリエの開くたびに気持ちのいいあいさつをして出迎える。趣味はテレビゲームとリサイクルショップること。

  • ///ARTIST 004

    「(無題)(丸)」

    佐々木 早苗/るんびにい美術館/岩手県

    1990年代に創作活動を始めて以降、絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、さまざまな表現を生み出し続けている。時期によって制作内容に変化はあるものの、いずれも緻密でありながら色彩と構成の妙に富んでいる。近年の創作も短期間のうちに変転を繰り返しており、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼ったかと思えば、画用紙に丸を複数描いてその中をマーカーで赤く塗りつぶすなど、今もなお変化し続けている。

  • ///ARTIST 005

    「marina-moji3」

    marina/東京都

    お寿司、ゲーム、料理、絵を描くことが大好き。音楽に合わせて楽しく踊ったり、毎日の給食の献立を報告してくれるなど、陽だまりのように朗らかな人柄で場を明るくしてくれる。12歳から作品づくりをはじめ、さまざまな絵作りをするなかでも一番気に入っているのがノート一面に書き綴られた文字の「ような」もの。はたしてこれは古代の碑文なのか、宇宙や近未来の新言語なのか。それとも全く意味などなく思いつきのか。流れるように走り書かれたタイポグラフィの謎を解明したくなるが、正解は本人のみぞ知る。

  • ///ARTIST 006

    「無題」

    GAMON/HAP-lab/広島県

    1999年広島市生まれ。通っていた施設の本棚にあったマグリットの作品集に出会い、15歳の時に絵画制作をはじめる。描いたアートを見てもらうことが喜びであり、一つ一つの線を、かたちを、驚異的な集中力で描く。その集中力は人から話しかけられても気づかないほど。小さなものから大きなものまで特徴的な色彩感覚で、キャンバスを埋め尽くす。どこかエスニックでありながら、神秘的な彼の作品群は老若男女幅広い視線を集める。

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