省燃費機材への更新
JALグループでは環境負荷低減のため、省燃費機材への更新を進めています。
2019年9月には国内線にエアバスA350-900型機が就航し、2012年から国際線に就航していたボーイング787型機を、2019年10月から国内線にも就航させました。さらに、2024年1月より国際線にエアバスA350-1000型機の導入を開始するとともに、2027年度より現在国内線主力機材として運航しているエアバスA350-900型機を新たに20機国際線に導入、またJALグループですでに50機以上を運航しているボーイング787-9型機を追加で10機導入することを決定しました。国内線では、ボーイング737-800型機の更新機材として2026年度からボーイング737-8型機 21機の導入に加えて、現在運航中のボーイング767型機後継機材として、2028年度からJALとしては初めてエアバスA321neoを11機導入することを決定しました。これらの機材は、省燃費かつ低騒⾳であり、従来機と比較してCO2排出量を15%〜25%程度削減することができます。
JALグループは2020年度に実施した公募増資で調達した資金や、2022年3月に発行した航空業界として世界初となるトランジションボンドである「SDGs債を活用し、省燃費機材への更新を着実に実施しています。また、2023年6月に2回目、2024年5月に3回目、4回目のトランジションボンドを発行するなど、ESGファイナンスを積極的かつ継続的に活用し、今後も計画的に新型機に更新していくことで、環境負荷低減に貢献していきます。


エアバス A350型機
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ボーイング787-8型機
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ボーイング737-800型機
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エンブラエル170型機
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次世代航空機導入促進に向けて
電気や⽔素を動⼒とする新技術を搭載した次世代の航空機の開発が活発化する中、機体・エンジンメーカーなどと連携し、技術改革の促進に積極的に協業しています。なお、次世代の航空機には、空港も含むインフラの整備も必須であることから、国や空港会社などステークホルダーの皆さまと連携し、環境を整備します。