腐敗防止体制
1.トップコミットメント
腐敗防止方針は、総務本部執行役員(コンプライアンス統括責任者)の承認の下に運用されており、本社各部門および各事業部門の執行役員を、部門コンプライアンス責任者としています。なお、重大な腐敗事案については速やかに取締役会に報告し、迅速かつ適切に対応できる体制を整えています。
2.違反への対処に関する確立された手続き
JALグループでは、腐敗行為に迅速かつ適切に対応するため、透明で公正な調査体制を整備しています。
この体制には、社内のリスク管理マニュアルに基づく通報体制や、匿名性が守られる内部通報制度が含まれています。
これにより、社員が安心して問題を報告できる環境を整え、早期の対応と適切な解決を実現しています。
3.違反への対処
役員および社員(派遣社員・パートタイマー・アルバイト等を含む)が腐敗防止に関する法令や社内規程等に違反した場合には、社内規程に則り、厳正に処分を行います。
4.腐敗防止に向けた研修
JALグループでは、全社員が贈収賄などの腐敗防止に関する法律や倫理基準、基本方針を理解し、確実に守ることができるよう、定期的に研修を実施しています。この研修では具体的な事例やケーススタディを活用し、社員が実務において適切に判断し行動できる力を身につけることを目的としています。
JALグループは、社会の一員としての責任を果たすべく、高い透明性を保持し、腐敗防止の取り組みを継続的に強化することで、ステークホルダーの皆さまの信頼に応えてまいります。