環境汚染の予防
基本的な考え方
JALグループは、豊かな地球を次世代へ引き継ぐ責任を果たすため、環境汚染の予防を図ります。
環境汚染につながる航空機や工場からの排出物の削減に取り組みます。
そのために、適切な基準を満たす航空機のエンジンを使用することなどにより、二酸化炭素(CO2)、窒素酸
化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)などの排出量を削減します。
また、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)に従って、有害化学物質の排出量を管理・削減します。産業廃棄物については最終処分率1%以下を維持します。
具体的な取り組み
JALグループでは、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)に従って、有害化学物質を管理し、その取扱い量および排出量の削減に努めています。また、使用機材のエンジンから排出される窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)はすべて型式証明を取得した時期の基準値に適合しており、二酸化炭素(CO2)を含め排出物の削減を実行するとともに、最新機材への更新を進めることでこれらの排出物の抑制に努めています。

2021年度のJALグループ全体の廃棄物排出量は、3,998トンでした。また最終処分率は0.3%でした。
産業廃棄物については、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)の法令順守に加え、産業廃棄物の最終処分率を1%以下とする目標を掲げ、自社が排出した産業廃棄物の最終処分状況の調査などを実施しています。
また、廃棄物担当者への社内教育の実施や全社員が日常的に取り組めるゴミ分別活動など、社内の廃棄物管理に対する意識向上に努めています。

