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環境汚染の予防

基本的な考え方

JALグループでは、環境汚染の予防のため、航空機や各事業所から排出される有害化学物質や廃棄物の排出削減、適正管理に取り組んでいます。

有害化学物質などの管理・削減

JALグループでは、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)に従って、有害化学物質を管理し、その取扱量の把握および排出量の削減に努めています。また、使用機材のエンジンから排出される窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)は全て型式証明を取得した時期の基準値に適合しています。さらに最新機材への更新を進めることでこれらの排出物の抑制に努めています。

廃棄物マネジメント

JALグループでは、法令に則った廃棄物の適正管理に加え、廃棄物の発生量抑制、再利用、再資源化に取り組んでいます。また廃棄物パフォーマンスの向上に向けて、環境内部監査などの機会を通じて廃棄物の発生状況などをモニターし、更なる資源の有効利用に向けて継続的な改善に努めています。

また、自社グループ内での資源循環にとどまらず、さまざまなステークホルダーと協働した取り組みも行っています。

産業廃棄物については、埋立地に送られる廃棄物を削減するため、「最終処分率1%以下維持」の目標を掲げています。目標達成に向け、廃棄物を最小限に抑えるために実績の管理・分析やコンプライアンス強化などを目的として2023年度より廃棄物管理システムへの投資を行い、自社が排出した産業廃棄物の排出量、リサイクル率、最終処分率の調査などに活用しています。
2023年度の産業廃棄物排出量は、2,814トン、最終処分率は0.7%でした。

また、社内の廃棄物マネジメントに関する意識向上を目的に、全社員が日常的に取り組めるごみ分別活動の促進、廃棄物の適正管理などを含む環境をテーマにした社内教育の実施、外部講師を招いての実務担当者向けのセミナーなどを実施しています。

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