JALコウノトリフォトコンテスト


応募受け付けは終了いたしました。
たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
結果発表は11月頃、当ホームページに掲載いたします。
このたび、JALは、豊岡市と共催し、コウノトリフォトコンテストを開催します。
「生物多様性」-この言葉からは、地球上に生きる多種多様な動植物の命が互いに繋がり生きること、また、それらが生きるさまざまな生態系を守ることの大切さが想起されます。
JALグループは、世界中でその必要性が叫ばれている、この生物多様性の保全・啓発活動を、環境分野の大切な取り組みのひとつと考えています。航空会社として日々の運航業務により、少なからず環境に負荷をかけているからこそ、「自然に関するコミットメント」を定め、それにもとづく活動を通じて、生物多様性を守ることの大切さを皆さまと共有し、将来の世代に伝えたいという想いがあります。
コウノトリをはじめとした動物や植物、そして美しく豊かな自然をずっと守っていくために...。
そんな想いを込めて、コウノトリフォトコンテストを開催いたします。
豊岡市ではコウノトリ野生復帰に取り組み、今では全国でコウノトリが舞う姿が見られるようになったものの、
未だにコウノトリは、絶滅を危惧され、国内希少野生動物種にも指定されています。
力強く生きるコウノトリの姿を通して感じられた、生物多様性の大切さ、美しい自然を守り続けたいという皆さまの想いを、コウノトリの写真と温かいメッセージに込めて、ぜひ、JALへお寄せください。
実施概要
募集期間
2024年5月1日(水)~8月31日(土)
応募方法
応募受け付けは終了いたしました。
応募規約はこちらからご確認いただけます。
審査期間
9月~10月
表彰式・結果発表
10月
展示
12月~1月、「最優秀作品」を但馬空港に展示予定です。
結果発表
最優秀作品・アスティー賞
「かつての風景を想う」 芝 昌繁
かつて日本全国の里山で見られたコウノトリ。かつて人と共存、共生しながら暮らしていたコウノトリ。
様々な事が原因で一度は絶滅してしまい、そして再び甦りました。
僕は昔の風景を知りません。でも、きっとこの写真のような風景だったのだろうなと思いました。
今、コウノトリだけではなく、様々な生き物達が絶滅の危機に瀕しています。
そして、コウノトリの数を増やす為には、生物多様性がとても大事だと思いました。
入賞賞品:JAGUY BLACK LINE オールインワン3WAYギアバック35L
選評
- 人間とコウノトリの距離がきわめて近く、なかなか巡り会えないシャッタチャンスを逃さずに捉えている。
- 里芋畑でひょっこり顔を出したコウノトリと、背景でコウノトリに気づかず作業する女性の距離感がよく、人間とコウノトリが共存できる未来を示すようなほのぼのとした作品です。
城崎温泉賞

「仲良きことは・・・姉妹の絆」 土橋 進
台風一過で徳島県から海峡を渡って来たコウノトリ姉妹に出会えたのは、情報を得てから二週間も経った2018年9月24日でした。
それから一ヶ月近く近郊の刈田で過ごした後、二羽揃って紀伊半島を南下しました。
しかし一羽はそれから一月後に行方不明に。
一羽は栃木県でカップルになり雛が誕生しましたが、怪我をして2020年10月に死亡。
この「仲良し姉妹」のツーショットは忘れられない形見の一枚です。
入賞賞品:城崎温泉3万円クーポン券
選評
- 次の展開をかんがえさせるコウノトリ2羽の姿が次の時代を示している。
スワロフスキー・オプティック賞

「寄添」 八木 保
行動制限があった頃始めたコウノトリ撮影。新しくペアとなった2羽を撮影しに行った時の写真です。
厳しい自然の中寒さを凌ぐため寄り添っていた時、オスがメスをゆっくりと包み込みました。
寒い中ほっこりと温かくなる2羽の営みでした。
入賞賞品:スワロフスキー・オプティック オリジナルグッズ
選評
- 冬の厳しい寒さの中、互いを信頼しているかのような距離感で寄添うコウノトリの姿が印象的な作品です。
2羽の絆の強さと生命の温かさに深く感動しました。 - 仲睦まじい雌雄が暖かさを感じさせる。
- なんともドラマチックな瞬間の作品です。オスがメスをいたわるように包み込む光景は見る人の心を打つ作品です。
- ぼやけた遠景、巣にうっすらと積もった雪が、そこにたたずむつがいのコウノトリを引き立てている。
ニコンイメージングジャパン賞

「満月とコウノトリ」 室田 さつき
幻想的な満月を背景に、雛3羽がそれぞれのポーズをとっています。
入賞賞品:双眼鏡 「MONARCH M7 8x42」
選評
- 満月の中3羽のヒナの位置も絶妙な構図のバランスで、毛並みの質感、首の曲がり具合、後ろ姿など、とてもいい瞬間を捉えています。叙情詩的で美しい作品です。
- コウノトリのヒナ三羽に幸あれという未来を感じさせる。
ビックカメラ賞

「さぁ お食べ」 山本 喜一
巣塔近くの水田で巣立後の幼鳥を撮影中、
親鳥が吐き戻しにより餌を与えるシーンを正面から撮ることが出来ました。
入賞賞品:写真プリント印刷サービス
選評
- コウノトリの親子の団らんを写した微笑ましい作品です。
親鳥が吐き戻しで与えた餌を分け合って元気に食べる子どもたちの姿は、家族の愛情の深さを感じさせ、心に安らぎを与えてくれます。 - 三羽が揃う、きわめて貴重な写真になっている。
ビックカメラ賞

「躍動」 佐々木 英樹
この地は行くたびごとに、毎回異なった感動する朝景を見せてくれます。
躍動感溢れる飛翔、そして今年で3年連続ひなの誕生を願う地域の人達、共有しあえる環境作りの努力が伝わってきます。
入賞賞品:写真プリント印刷サービス
選評
- 朝日の中にすっぽりと入るコウノトリの姿と巣塔にたたずむコウノトリの姿のコントラストがすぐれている。
- 美しい夕日の中で2羽のコウノトリの関係性が読み取れる素敵な作品です。
- ハレーション気味のコウノトリとシルエットの対比が美しい。
ビックカメラ賞

「朝焼けに何想う?」 土橋 進
2012年9月に飛来したJ0057の朝夕観察が毎日の習慣となった二年後の秋、現在は宅地となってしまった休耕田の水面に真っ赤な朝焼けが輝きました。
当時格好の餌場となったこの場所に通っていたコウノトリも思わずこの朝焼けに見惚れているようでした。
コウノトリの白い翼も輝いていました。
入賞賞品:写真プリント印刷サービス
選評
- 宅地と休耕田とコウノトリというコントラストが、日常の中に戻ってきたコウノトリの感覚をうまく描いている。
BIRDER賞

「桜の頃」 石原 康博
田植え前の田んぼでコウノトリは仲良く採餌、桜咲く土手の下では営農組合の方が総出で草刈り作業に入っておられました。
コウノトリたちは大勢の人、草刈り機の騒音にも全く動じません。
人の暮らしと深く結びついた鳥なのでしょう。
入賞賞品:月刊誌「BIRDER」1年間購読権
選評
- 満開の桜、農作業の人々、餌をついばむコウノトリという構図がよく出来ている。
- コウノトリと人々の優しい関係性が表現されている素敵な作品です。
見る人がその先の物語を想像してしまうような雰囲気がいいです。 - 除草作業している人々と田んぼの中で落ちついた様子のコウノトリという構図が非常に印象的な作品です。
コウノトリの穏やかな姿と人々の活動が対照的に描かれており、その構図からは野生生物と人間の共存が感じられます。
背景にそびえ立つ美しい桜の木が彩りを添え、作品全体の魅力を引き立てています。
フェールラーベン賞

「翔陽の翼」 中井 博喜
1972年、地元豊岡高校を卒業し都会へ向かいました。
前年にはついにコウノトリも日本の空から姿を消しており、その後ずっと復活を夢見ていました。
この写真は2年前に50年振りに故郷へUターンした時、出石川で野生復帰したコウノトリの姿を発見。
夕陽を浴び神々しく輝く若いコウノトリを見ていたく感動、必死にカメラのシャッターを押しました。
入賞賞品:フェールラーベン KANKENバック
選評
- 光の反射を用いてコウノトリの美しさを見事に引き立てている作品であると感じました。
水面に映るコウノトリの影や夕陽を受けてきらめく水面が、気高いコウノトリの姿と相まって、見る者に深い感動を与える素晴らしい作品となっています。 - 鳥と夕陽のコントラストが美しく、落ち着いた高揚感がある。
- 美しい光の中で捉えた1羽のコウノトリは、まるでダンスを踊っているようです。
あえて周りを入れて引きで撮ることにより、その場の空気感まで感じられる作品です。
JAL賞

「田植えの前に」 門脇 正晃
伯耆大山を望む田園地帯。水を張った田んぼももうしばらくすると田植えが始まります。
その前にコウノトリの親子が飛来してエサ取りに夢中でした。
入賞賞品:JAL国内線任意区間ペア往復航空券
選評
- 大山と田植え前の稲田に立つコウノトリ、野生復帰前の原風景のような写真。
- コウノトリが生態系の一員として野外で生息している状況が表現されている良い構図の作品であると感じました。
のどかな田園風景のなかでコウノトリの親子が餌を探す姿は、まるで絵画のように美しく、心を癒してくれます。
審査員
主催


協賛賞品(50音順)
審査員による厳正な審査を経て10名に協賛賞品が贈られます。
協力・協賛

